表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
次世代魔法の分家人  作者: めいがしん
〜ダンジョン生活と学園篇〜
46/74

第45話 異変

先程は投稿場所を間違えました。すいません




ボス部屋にいたトカゲのオブジェが動き出した

ボロボロと外皮は削れ、茶色く岩肌のような皮を纏ったトカゲになりかわったのだった


「こ、これは!?」


「こいつはガーディアンリザードだ!防御特化の外皮と素早い動きが特徴だ!気をつけろ!」


「俺だって素早さなら負けないさ!鉤爪!!」

猫頭が飛び出し、左手の爪で攻撃した


だが、魔物には傷一つつくことがなく、逆に猫頭の爪にヒビが入った


「っつ!!か、硬い。っぐぁ!!」


そして魔物は尻尾を大きく振り、猫頭を鞭打ちするかたちで壁まで吹き飛ばした


「猫頭君!!」


「朝日!来るぞ!」


魔物は次の朝日に向かって走ってきた


「よくも!魔式展…速い!」


魔物は朝日のことも尻尾で攻撃し、吹き飛ばした


「まずい!魔式展開 魔弾」


魔物は魔弾をジャンプして避けた


は、速い!俺の魔弾を軽く避けられるのか!?1階層のレベルじゃないぞ


「スキル【木枯らし】千章風!」

風の槍が魔物に当たった

しかし、外皮が硬い為か当たった直後に梵の技は消えた


「ハァハァ。魔力が…」

梵が地に膝をつけて言った


猫頭、朝日、梵は潜在能力ポテンシャルは限りなくAランクに近い。だが、経験値や場数だけで言えばまだそこに到達できるほどの実力じゃない。

経験値のないレベル5と経験値豊富なレベル3では強さの判定は逆転すると言っていい


魔物はそのまま爪で梵に攻撃を仕掛けた


「二重氷壁」

千冬のスキルで梵と魔物の間に二重の氷の壁が貼られた


「一恵!今のうちに下がって!」

千冬の指示に従い、梵が俺の後ろまで下がった


今この場で魔物に通用するのは俺と千冬だけか。千冬のスキルは攻防一体、遠近距離魔法に長けたオールマイティスキルだ。デメリットが少なく、使い勝手がいい。だが、その分不利な状況だと全く機能しないスキルとも言っていい。

単体での攻撃ならば問題はないが、団体…つまり、パーティーとなるとスキルが広範囲で協力な分俺達が足手纏いになる。


仕方ないな。

校外学習に来る前に十士道クロスド鷹白クロフトの銃を改良してある。3段階のリミットをつけることで強さの幅が変わる

1段階目が変用銃攻系一式オーディナル。それが現在使用している俺の銃の強さだ。それで通用しないならリミットを上げる


「久しぶりの強い相手だ。まさか、1階層目で使うことになるとはな。変用銃攻系次式ヴィフィカル!魔式展開 魔弾」

放たれた魔弾は目に追うことのできない速さで、魔物の左足を粉砕した


俺の演算能力の速さについていける銃だ。攻撃を受けた方は速すぎて何が起きたかわからないだろ

「猫頭!」


「さっきはよくもやってくれたね。スキル【猫化】白虎!白爪」

猫頭は白い光魔法を纏い。虎のようになった。そして白い爪で魔物に傷を与えた

「くっ!これでもまだ浅いか!」


「任せて!魔式展開 孤月!!」

剣の頭身が一気に伸び、朝日は魔物の右腕を斬り落とした

「ハァハァ。一恵!」


「スキル【木枯らし】千章風!!」

梵は先程の風の槍よりもひと周り大きい槍が魔物に放たれた

魔物の胴体に当たり、体にヒビが入った


「ナイス、一恵!スキル【氷姫】氷千花ひょうせんか!」

千冬から放たれた氷柱は魔物に刺さった

その氷柱は千冬の魔力に連動し、魔物の体内で巨大化した

花のように巨大化した氷柱は魔物の魔核を破壊した


「ハァ…ハァ。なんとか倒せたわね」


「そうみたいだね。かなり強かった」


「ハァ…ハァ。そうですね。本当にDランクの魔物なんですかね?私達が連携してやっと倒せたと思うんですけど」

朝日と猫頭、梵が言った


「あれはAランクダンジョンで出てくる魔物だ。このレベルでDランクのダンジョンはありえない。とにかく、部屋を出て2階層に行くぞ。猫頭達の消耗が激しすぎる」


階層ボスを倒したことで下の階層に降りる階段が現れた

俺たちはその階段を降りて、2階層に到達したのだ


「ここで階層転移ができるんだね?」


「そうだ。壁にある電子版に触れれば魔法陣が発動する。それと、俺はここから単独行動でダンジョンを攻略する」


「なんで?六条君も一緒に戻るべきよ」


「そうしたいところだが。奥に進んで行った班がいるかもしれないからな。Dランクダンジョンは最高で5階層までしかない。そこまで行って居なければ戻るよ」


「なら、千冬も連れて行きなさい!六条君の強さはわかっているけど、心配だわ」


「穂子の言う通りよ。私も行くわ!」


「いや、それもダメだ。猫頭達にはある程度ここに残ってもらいたい。俺達はかなり時間をかけて1階層を攻略したが、もしかしたら後から来る班もいるかもしれない。ここは2階層の入り口で魔物が現れることはないが、万が一の為に千冬が必要だ。猫頭達は満身創痍だからな」


「…たしかにそうね。でも、夏本当に気をつけてね。なんか嫌な予感がするわ」


「あぁ。俺の第六感シックスセンスもそう感じてる。それと、これ。回復薬だ。使ってくれ」

俺はキューブからペットボトルに入った回復薬を渡した


「ありがとう。気をつけてね!」


「行ってくる」

俺はそのまま2階層を走って進んで行った


単独行動をするとは言ったものの、このダンジョンは各階層が広い。全員が最短距離でボス部屋に向かうわけではないから、周回の仕方が難しい。少し疲れるが、聴覚の高性能探知、音波探知。嗅覚の広範囲探知、高性能探知を使うか。

「スキル【第六感】嗅覚、聴覚」

俺はスキルを使用したと同時に目を瞑った


スキルで入る情報量は多い。目を瞑ることで他の情報を無くすことで、嗅覚と聴覚に集中する。

…ある程度の魔物の数と位置は分かった。

ん?ボス部屋の前の直進で魔物とは違うものがいるな。戦っている様子か?どこかの班がいるな。


俺はそこに向かい走り出した


「ボス部屋に入られたらパーティーじゃない俺は入れなくなる。急がないと」

すると正面から魔物が現れた


ちっ。感知しているのはわかってはいたが。

「急いでるんだ、悪いが一瞬で終わらせる」

魔弾を放ち、魔核を破壊した


「本当なら魔核は金になるから破壊しないで採取したいんだが、いたしかたない。よし、ここを曲がればいるはずだ!」


俺は角を曲がるとそこには、山城班と高橋班が魔物と応戦していた


「魔式展開 魔弾!」

魔物が目に入った瞬間すぐに魔弾を放った。そして、魔核を破壊された魔物は倒れたのだった


「六条!悪い、助かった。1人か?」

山城が言った


「あぁ、そうだ。ダンジョン内の様子がおかしいから単独できた。お前達大丈夫か?」


「重傷者はいないが、軽い怪我と魔力切れだ」


山城の言った通り、ほかのメンバーは地面に座り込み魔力切れのせいか息遣いも荒かった


「なんで階層転移で出口に戻らなかった?山城や高橋ならその判断はくだせただろう?」


「まさか、知らないのか??俺たちも1階層でのあまりの魔物の強さに転移で戻る決断をした。だが、今このダンジョンは階層転移が使えない!試さなかったのか?」


「それは本当か!?俺は試していない…。くそ、なら千冬達もあそこから動けないってことか」

…なぜ階層転移が使えない?偶発的かそれとも…人為的か…

前者の場合時間が経てば解決する可能性は大きい。だが、後者の場合なら魔装武具テールム、スキル、魔法による可能性がある。ならば、使い手が確実にいるはずだ。それをなんとかしないとだな。ダンジョンは入る者は拒まず、出る者には条件がある。ダンジョンの裏をかいた相当なやり手だ。

「…どっちにしろ、現状では情報が足りなすぎるな。俺は3階層に向かう。山城達は2階層入り口に戻ってくれ、そこには千冬達がいる。他の班は先に行ったのか?」


「剣崎班と弓島班は1階層にいるはずだ。先に向かったのは雷豪班と嵐山班だな。六条、俺と高橋もついて行くぜ!協力させてくれ!」


「ダメだ。ここから先の魔物は未知数の強さだ。山城達は班のメンバーを安全に案内しろ。はっきり言って足手纏いにしかならない」

山城はいい奴だ。回りくどい言い方をするよりはきつく言う方が納得するだろう


「そうだな。気をつけろよ、六条!」


「あぁ。千冬達にも伝えておいてくれ」

俺は目の前の階層ボス部屋の扉を開いて、部屋に入っていった


ご愛読ありがとうございます!

作品の投稿が遅れてしまい申し訳ありません


この作品が面白ければブクマ、評価、感想おねがいします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ