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見感語  作者: 紀希
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綺麗な花



ある場所に。


一輪の綺麗な花が、咲いていました。



それはとてもとても綺麗な花でした。



その花の周りには、沢山の友達が居ました。



綺麗な花は、それだけで幸せでした。



綺麗な花には、家族は居ませんでしたが。


全然。寂しくありませんでした。



毎日、沢山お話をして。


風が吹けば、皆でダンスを踊り。


皆で、歌を歌いました。



しかしある時。


綺麗な花が目を覚ますと。


周りの友達は誰ひとりとして。


居なくなって、しまっていました。



綺麗な花は悲しみました。



そんな綺麗な花に向かって。


人間は自分勝手に話し掛けます。



「周りの雑草は抜いといたから。


沢山栄養を吸いとって、綺麗に咲いておくれ??」



人間の言葉によって。


それが自分のせいだと知りました。



綺麗な花は悲しみました。



沢山沢山。泣きました。



『自分さえ、、生まれて来なければ。』



そうしたら、皆は抜かれずに済んだ。


ずっと。ここに居れた。



綺麗な花の周りには何も無く。


ただ、冷たい風が勢い良く通り過ぎました。



そこは前よりも静かで。


自分の泣き声しか響きませんでした。



綺麗な花は日に日に弱って行きました。



栄養は十分に有りました。


喉が渇いても。


雨が降らなくとも。



人間が全て与えてくれました。



ですが、花は結局。


枯れてしまいました。



人間「あぁあ。


せっかく綺麗に咲いていたのに。」



こうして何も無くなった場所には、


また。新しい花の種子が植えられました。


人間「次は何の花が咲くかな。」



















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