第28話 新たな称号?
いつもご覧頂きありがとうございます。
本年最後の投稿となります。
おはようございます。異世界5日目です。
今朝はちょっと早めに5時半頃に起床しました。
目覚めはスッキリだったので、とりあえず昨夜できなかったステータスチェックをします。
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・名前(年齢):七条 拓(21歳)
・種族:人属
・レベル:3
・スキル(メイン):お手伝い
・スキル(メイン)の効果:他人の仕事を見よう見まねで手伝うことができる。
スキルの無い人よりちょっと早く仕事のコツを掴める。
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(補足説明)
(変化無し。省略)
(サブスキル)
・【鑑定系】:「目利き」
・【生活魔法系】:「点火」「点灯」「洗浄」「放水」「乾燥」「汚れ除去」「吹き付け」
「吸引」「氷結」「氷粒」「土台」「石粒」「空気研磨」
・【弓術系】:「弓術(上級)」「魔力誘導(中級)」
「測距(初級)」(←New)「照準補正(初級)」(←New)
・【テイマー系】:生き物係(見習い)
・【料理系】:「解体(小型)」「焼き加減」
・【剣士系】:「片手剣士(初級)」、「侍(初級)」
・【生産系】:「デザイナー(初級)」「型取士(初級)」「お針子(初級)」
「革細工(初級)」(←All New)
(称号)
・ハンバーガー勇者
・物忘れ勇者(←New)
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どうやら1ページ目に変化はないようです。うんうん。
昨日頑張って訓練した服飾系のスキルも無事に取得できているようです。
弓術系のスキルも取れていますね。いいことです。
しかし、新しい称号の「物忘れ勇者」とは何なんだ?
元の世界の事を忘れ始めているとでもいうのだろうか?
確かに、昨夜から何か大事な事を忘れているような気がするのだが・・。
まあ、そのうち思い出すだろう。
チャロンが起きたらお風呂に入って朝御飯に行こう。
◆◇
チャロンと一緒に食堂に向かう。
もちろんお風呂も入って、いろいろすっきりした後である。
朝からチャロンに優しくご奉仕されて気分も上々です。
食堂では相変わらず高校生チームは男女別で食べている。
男子チームは相変わらず怨嗟の炎を口から吐き出しているかの如くの表情で僕を見ている。
女子チームは相変わらずニヤニヤしているが、亜季ちゃんだけは能面のような無表情な顔で僕を見たあとスッと視線を逸らした。
また何かやらかしてしまったのだろうか?
朝食は相変わらず美味しい。
今日も訓練を頑張れるように沢山食べておこう!
食事を終えて食堂を出ると、また亜季ちゃんが待っていた。
能面のような表情で、触れると凍りつくような冷たいオーラをまとっている。
「お、おはよう、亜季ちゃん。」
「おはようございます。タク先輩。
私、昨日ちゃんとお願いしましたよね。
夜にいろいろされるならちゃんと防音の魔法をかけてくださいって。
今朝男子チームから防音どころかいつもより音が激しかったってクレームがありましたよ!
もう、いい加減にちゃんと覚えておいてくださいね!
だいたい女子高生にこんな事を何度も言わせないでくださいよ。」
ああ、それだ!
なんか忘れてたのはこれだった!
それであんな不名誉な称号が付いたのか?!
「ご、ごめんね(汗)。
昨日はいろいろと気分が盛り上がって、ついついチャロンに防音の魔法をお願いするのを忘れてしまってたよ(汗)。」
「そんな先輩の気分の盛り上がりの状況を私に言われても困ります!
そりゃチャロンさんは可愛くて、スタイルもいいから、いろいろ盛り上がる気持ちはわかりますけど!
もう、今夜からは本当に気をつけてくださいね!
次やったら寝る前に部屋に注意喚起しに行きますよ!
2人の時間を私に邪魔されなくなかったら、今日からちゃんと気をつけてくださいね!」
「う、うん。わかりました(汗)
今度こそ本当に気をつけます。
ところで、今日は予定通り8時に中庭集合でいいかな?
服飾工房に寄ってから武器工房に行こうと思うんだけど。」
「はい、わかりました。中庭集合でお願いします。
先輩達と同じ戦闘服をオーダーしてくれるんですよね?
ではまた後で。
楽しみにしてますよ!」
と言うと亜季ちゃんは去っていった。
残された僕とチャロンが恥ずかしさで顔が赤かったのは言うまでもない。
◆◇
亜季ちゃんと中庭で集合したあと、まずは3人で服飾工房を訪れた。
「おはようございます。チーフデザイナー。
昨日はありがとうございました。
実は昨日お願いした戦闘服をもう1着お願いしたくて参りました。
こちらの弓術士の亜季ちゃん用の戦闘服なので採寸からお願いできますか?」
「あらおはよう。今日もまた可愛い女の子を連れてきたのね。意外と女泣かせな勇者様なのかしら?
まあ英雄色を好むって言うしね。
戦闘服はおやすい御用よ。昨日作ってるから要領もわかってるしね。
ちょっとそこの貴女、こちらのお客さんを採寸部屋に案内して採寸してもらってきてちょうだい。」
と、亜季ちゃんの採寸を傍にいたスタッフに任せる。
亜季ちゃんがスタッフと一緒に移動したのを確認してから、
「実は新しいデザインの服をもう2着お願いしたいんです。」
と、デザインを書いた紙束を2つチーフデザイナーに手渡す。
「1つ目のデザインはさっきの亜季ちゃんの弓術の訓練用の服なんです。
2つ目のデザインはチャロン用の服なんです。
両方とも僕の故郷のデザインなんですよ。」
「あら変わったデザインだけど、女性らしさがあって良いデザインね。
1着目の弓術士さんの服を作る理由はわかるけど、2着目のチャロンの服はどうして?
もしかして新しいメイドの制服?」
「いえ、違います。ただ単に僕がチャロンに着て欲しいんです。
このデザインはきっとチャロンに似合うから着て欲しい!
ただそれだけです!」
と、僕は思いのたけを主張する。
よく考えたら、朝からコスプレ衣装の製作依頼を力説する勇者って、かなり危ないヤツだよね(汗)
「わかったわ。まあ着たいから作るって言うのが服飾デザインの原点だしね。
それ以上の理由はいらないわね。
この2着は初めてのデザインだしパーツも多いからちょっと時間が必要ね。
完成したらチャロンに伝言すれば良いかしら?」
「ええ、それでお願いします。
ただ亜季ちゃん用の服はサプライズで渡したいので亜季ちゃんには内緒でお願いしますね。
あと、服の各パーツの詳細も紙に書いてありますから参考にされてください。」
「わかったわ。完成を楽しみにしておいて。
戦闘服は夕方には出来てるから夕食前にでも取りに来てね。」
「はい、わかりました。
よろしくお願いします。」
と、チーフデザイナーとの話が終わった頃に亜季ちゃんが戻って来た。
次は防具工房に行ってコンバットブーツ、弾帯っぽいベルト、ポーチをオーダーする。
僕たちのと同じデザインだ。
亜季ちゃんが足の採寸をされてる間に、弓道着用の胸当てを内緒でオーダーしておく。
両方とも出来上がりが楽しみだね。
◆◇
服と靴のオーダーが終わってから、今日は武器工房に向かう。
騎士団で使う標準的な支給品の武器の製作と修理を担当しているらしい。
高性能なものは個人で専門の職人に依頼するそうだが、まあ、今のところは標準品で十分だろう。
「おはようございます。召喚勇者のタクとアキです。
今日は武器の製作を習いに来ました。」
と、武器工房長に声をかける。
「ああ勇者さん達かい。話は聞いてるよ。
どんな武器が必要なんだい。」
「僕は一般的な騎士用の短剣、弓兵用の洋弓、狩猟用のナイフが欲しいんです。」
「私は弓と短剣と狩猟用のナイフですね。」
「了解だ。といっても1から作るのはそれなりに時間がかかるから、出来合いの部品を組み立てたり、手入れの仕方を教える感じでいいかい?
それができれば使う分には十分だからな。」
「はい、お願いします。」
と二つ返事で訓練に取り掛かる。
2人一緒に弓→ナイフ→剣の順番で訓練を受けた。
チャロンは既に組み立てと手入れはできるとのことなので見学の位置だ。
自分用の弓、短剣、ナイフはすでに持っているとのこと。
とりあえず分解整備と刃の研ぎができればオッケーなのでサクサク教えてもらう。
一応、鍛治の工程も見せてもらったが、元の世界の手作業とほぼ同じだった。
道具と設備があれば見よう見まねで何とかなりそうだ。
お手伝いスキルの学習能力に期待しておこう。
何度か繰り返して3点セットの組立・分解・整備ができるようになった。
うん、今日のところはこれでOKだろう。
「うんうん、勇者さん達はなかなか手先が器用じゃないか。
それぐらいできれば旅先でも武器の手入れは十分できるだろう。
まあ、たまにはちゃんとした武器屋でメンテナンスする必要があるけどな。
じゃあ、自分達で組み立てた武器を持って帰るといいぞ。
あ、あと弓の弦とかの消耗品の予備も用意しておいたから持っていきな。」
と、武器工房長の許可をもらったので、
「「ありがとうございました。」」と言って工房を出る。
うん、いいね。異世界初の自分用の装備。
部屋に帰ったら昨日作ってもらった弾帯ぽいベルトに早速つけてみよう。
「次は何処に行きますか?」
と、チャロンが聞いてくる。
「そうだね。昼まで少し時間があるから、厩舎にちょっと寄っていいかな?
旅立ちに向けて乗馬も習っておきたいんだけど。元の世界では乗馬は未経験だしね。
あと、テイマーのスキルも見てみたいし。」
「あ、私もお馬さんに会ってみたい。」
と、亜季ちゃんも同意する。
「いいですね。お城の馬はみな賢いですから、乗馬の訓練にはもってこいですよ。」
と、チャロンも賛成してくれたので厩舎に行ってみることにした。
やはり異世界の旅といえば乗馬は欠かせないからね。
テンプレです。
あと、できればテイマースキルも身につけたいよね。
一緒に召喚されてやって来たテイマー女子に教えてもらうとしよう!
最後までご覧頂きありがとうございました。
今年は初めて小説を投稿しました。
当初は投稿を継続できるかどうか不安でしたが、読者の皆様の感想、評価、PV等が日々の励みとなって投稿を継続できております。
読者の皆様に感謝を申し上げます。
来年も引き続きご覧いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。




