2220.短絡的
さてと、ペジオ達が頼ったチンピラ悪魔達とはどれ程の物かな?
「僕はナベロス、ナガチカはアイペロスの依り代になったんだよ、美雪はグラシャラボロスさ」
お、おう、結構大物、ムスペルヘイムの大幹部でネヴィラスの副官共じゃないか、うん、そこそこだな。
『へー鶏もそうなの?』
「烏骨鶏達はアンラ・マンユとアフラ・マズダの十四柱、それにベレト、ガープ、カイム、ゼパルの四柱だよ」
うぐっ、七大罪に七枢徳、それに善悪のとこの四悪魔、か …………まあ悪くないんじゃないか? 実力はともかくそこそこ有名所だからな。
それにペジオとナガチカにはキメラの代表格、名は体を現す、ってか依り代になったのが先だったらそいつらに引っ張られたんじゃないのかな?
ん? んん? あれ?
『十八柱しかいないのではないか?』
そう、それな。
「ああ、オールスターズのリーダー鯛男さんにはイーチの所の悪魔、悪魔? かな? タイラントってでっかい骨が憑依したんだ、なんか茶刈りで仲良くなったとか何とか言ってね」
『え、骨? そうなのか?』
「ああ、憑依した後暫くはアーアー呻いていたけどね」
『へ、へえー、個性的ねー』
おいっ、シュカーラってか鯛男がおかしくなったのってそっちも関係しているんじゃねーのかよ?
タイラントはがしゃ髑髏っぽいダキアスケルトンの集合体だったよな? んで依り代側は烏骨鶏と茶農家、それに多種多様な脱法飼育の蛇達の集合体…… それは自我崩壊、アイデンティティクライストだろうさ、ってか良くあいつ生きてたな!
「だからあいつ、ナガチカの馬鹿が千年や数千年で自然にくたばるとは思えない! それにそもそも僕の前の聖戦士だからね、モンスターにやられるとかも考え難い、加えて亜神だから魔力でポックリとかもあり得ない訳だ…… 謎めいてるね、うんっ、こりゃあ特大のミステリーだなっ!」
お前はお前で何言ってるんだよ……
「となればこうしちゃ居れんぞ」
何がだよ。
何やらやる気になっている野ウサギにペトラが声を掛ける。
『どうする気なの?』
「ん? 決まってるだろ? 謎を紐解く為にクルン=ウラフの森とやらに向かうのさ! 現場百回、捜査の基本は労を惜しまずに事件の起こった場所に足を運び続ける事にあるんだからさっ!」
『あ、ああ、そうなの?』
「そうさっ!」
『しかし、表はモンスターの大群に取り囲まれているのだ…… どうやってクルン=ウラフに向かうと言うのだ?』
ね?
「うん? 蟻の這い出る隙間も無い位包囲された状況で、しかも相手は敵意、もしくは食欲に捉われているんだろ? だったら……」
『だったら?』
『名案でもあるのか?』
「決死の覚悟で脱出を図るっ! これしか無いじゃないかぁっ!」
『えぇー』
『うあぁ、なのだ……』
「ガッツと闘魂だけが友達さっ!」
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です(*'v'*)
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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