27/141
忘れよう 汝の名はアインシュタイン
最近、くさくさしていたんですが、さっき風呂に入ったら閃きましてね。
実は私、記憶を丸っとなくしたいと思っているのです。
別に嫌なことがあったとかではなく、今の自分に納得いかないなと常々感じているのです。
だから、自分を殺すのです。個性の切り売りです。
私は誰ですか。
私が小説を書くのを怖いと思うのは、私自身を忘れてしまうからなのかもしれません。
濱野乱でもなく、それこそリアルの私を忘れてしまうから。
私は誰ですか。
忘れた所でフィクションのように新しく作り上げるのも面白いような気もします。
自己暗示みたいなものです。
明日の朝起きたら、もう私は私でなくなって、劣化して、退化してそれでも笑える日が来ることを願います。
今日覚えた将棋の手筋を忘れなければいいなというのは、わがままでしょうか。
記憶は、眠ることで定着するそうです。
もし将棋以外の全てを忘れたら、それはそれで強い気がします。




