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クボタさんの魔物図鑑 その525 ミミック

No.552 ミミック

不定形魔石類ハコイワ科


大きさ 2m 前後

重さ 200〜300kg


能力値(野生下での平均値)

『力』2000前後

『魔力』480〜550

『機動力』2前後


討伐依頼受諾可能最低ランク

E(D推奨)


・ザキ地方を主として様々な地方、他国等に生息(?)

・ザキ地方訪問時に発見。またその際、俺は魔物だと知らずにコレを触りそうになってしまい、エリマに注意されてしまった。


その名には『真似る』、『似せる』という意味があり、文字通り擬態を得意とするコレは……


言わずとも既に知られている魔物、ミミックだ。


そう、今回紹介するものは。

今まで紹介して来た奴等のように、『ミミック〇〇』等、余計な言葉の入っていない……


正真正銘、本物のミミックなのである。


ただし、こちらの世界でのモノホン(と言うか原種?)と言うのだけは忘れてはならない……まあとにかく、今回はコレをご紹介していくとしよう。


ではまず、種族等についてだが。

この魔物、モノホンのミミックはどうやら魔石類魔物に分類されるようだ。


だからまあ、皆の良く知るようなものとそこまで違う見た目はしていないと思われる……また、科はハコイワ科となっているようだぞ。


あ、それと。

コイツは勿論、動くタイプの魔石類魔物だ。

だから何をと言う訳でもないが、とにかく安心してくれ。


生息地(?)は割と広いらしく。

ザキ地方を主として様々な地方、他国等でその姿を見る事が出来るらしい。


そして次に、餌とするものについてだが。

これは間違えて開けようとした生物等である…………だからあまり、不用意に近付いたり、開けたりしてはならないぞ?


まあ……俺が言えた事では無いのだが。


そして、この魔物の姿形についてだが。

基本的には四角い、もっと言えば長方形の箱のような形をしていて、上部が扉のように開閉可能となっているそうだ。


ただ、外皮(皮……ではないか、殻と言った方が良いか?)は環境によって多少変化するらしく。


それはただの岩のようであったり、もしくは木製のようであったり、物によっては植物や貝殻……などにも見えるようなそれを持つ個体もいるのだそうだ。


そんなミミックだが……他の魔石類魔物とは違って他生物を主に餌としているのが分かるだろう?


実は、これには理由がある、それはな…………


この魔物がどちらかと言えば貝類のような魔物が属する、『クチイワ科』に近い生物であるからだ。


そう、そこからも分かるように。


コイツただの箱型魔物とかではなく、生きているのだ……こちらの世界の奴は。


勿論、中には内臓なんかもちゃんとあるぞ。

それと大きな口も、牙もきちんとある。


と言うか、だからこそコイツは普通に動くのだがな……まあ、要するに。


だから動く仕組みなどは、この世界のミミックには特に存在していないのである。


……もう一度言うが、生きているのだから。


まあ、とにかく。

これでコイツが『何故動くのか?』、『何故他生物を襲うのか?』は単純に『生きるため』だと言う事が分かったはずだ。


だからと言うか何と言うか。

ただの石、岩とは勘違いしないようにしておいてくれ……


ちゃんとした一生物だから、思いもよらない行動をする可能性だって無いとは言い切れないのでな。


そして次に、戦闘能力についてだが。


それはゼロに等しいものであり、また機動力もほぼゼロなので逃走も容易中の容易だ。


こちらが何もしなかった場合にはな。


しかし、『ミミックを開けようと』したならば話は別だ。コイツはすぐにそれを餌と判断し、その大きな口を開けて襲い掛かってくる。


そうなると、突然『今開けようとしていた箱っぽい物』の不意打ちを、それを開こうとした者が躱すのは難しく……


またコイツは力がかなり強いため、脱出する事はまた更に難しいだろう……


なので、対策としては一つしかない。

それは『開けない事』だ。


だから前にも言ったが、外に落ちている変なモノは不用意に開けない事をオススメするぞ……


これももう一度言うが。

俺が言えた事ではないんだけどな……


最後に余談ではあるが。


上記したように、コイツは貝類に近い魔物であり。

以前紹介した『天然のミミック』と呼ばれる事もある魔物、※1『ボカ・フェル』とはそこまで近くもない生物のようだ。


まあ、石と貝だからな。それは全然違って当たり前だろう。


……もしかすると、だからこそ『天然のミミック』と言われているのだろうか?


いや、でもミミックだって天然モノだろうし。

…………もう、よく分からなくなってきたな。


それはともかく。


なのでソレとはあまり関係無いコイツだが。

※2『アンデッドミミック』とはちゃんと近しい生物であるようだぞ。


アイツはアイツでとんでもない魔物ではあるが、一応生物だからな……それもまた当たり前ではあるが、お伝えしておく。


……しかし、よくよく思い返してみると。


コイツなんかよりも、アンデッドミミックが『一応は普通の生物』だと言う事の方が驚きだよなぁ…………




注釈


※1 ボカ・フェル 『クボタさんの魔物図鑑 その489』にて紹介


※2 アンデッドミミック『クボタさんの魔物図鑑 その20』にて紹介

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投稿頻度はなるべく早めで、投稿し次第活動報告もしています、よろしくお願い致します。

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