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世界の起源〜世界の全てが記されてる本を求めて〜  作者: あんこ


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プロローグ

その日、私は死んだ。


恋人が来る予定だった。

家のインターホンが鳴り、てっきり恋人だと思って開けてしまった。

目の前には見知らぬ男三人。

誰ですか?と問う前に口元を抑えられ、そのまま床に倒れ込み、一人に手を、もう一人に足を抑えられ、玄関先で馬乗りになられた。

恐怖が全身を駆け巡った。


ーこれから私はどうなるのか?ー


恐怖の中で断片的に聞こえた。

「この女、最近のやつのお気に入りらしい」

「こいつ殺したらどんな顔するかな?」

「人間なんかに本当にそんなに入れ込んでるのか?」

どうやら私は誰かのお気に入りで、その人への嫌がらせで私を殺そうということらしい。

人違いだ!

私は誰のお気に入りなんだ?心当たりがない。

人間なんかという言い方も気になる、まるで人間以外の何者かがいるような言いぶりだ。

助けてくれ、誰か!

助けてくれ……!


私の願いも虚しく、私は惨殺された。

意識が薄れるなかで視界の端に3人の男が血塗れで殺されていくのが見えた。

「ケイ!」

恋人の声が聞こえた。

恋人がやったのだろうか?

まさか。

咄嗟とはいえ人殺しなどできるはずもない。

三人も相手に。

私はここで事切れた。

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