嵐の後の教室
庭での戦いの後、教室は緊張ではなく笑いと好奇心に満ちていた。新しい仲間の登場で雰囲気はさらに軽やかになる。
教室はざわめきに包まれていた。学生たちは庭での出来事を思い出しながら席についた。
カオリはシオリの包帯を整えた。
カオリ「次に竜へ飛び込むなら、先に教えてね。」
シオリ「約束できないな。」
リウィン「次は記録しておこう。学院の資料に残すべきだ。」
ゼイリンは優雅に入室したが、椅子に深く座り込んだ。
ゼイリン「次に大災厄が起きるなら、先に知らせてほしいわ。」
アザリナはチョークを投げて笑った。
アザリナ「あなたが最初に倒れると思ったけどね。」
ゼイリン「私?ありえないわ。でもあなたの即興は…いつもより役に立った。」
アザリナ「褒め言葉として受け取るわ。」
ラルティ「まあ、生き残っただけでも十分だ。正直、焼け焦げた像になると思ってたけど。」
その言葉に笑いが広がった。
ドラケアが入室し、誇りを秘めた目でルナラを見た。ルナラはノートに集中するふりをしたが、周囲は好奇心でざわめいた。
その時、新しい学生が現れた。片目の巨人、ブロンテスだった。
ブロンテス「昨日の騒ぎはすごかったな。これが普通なら楽しめそうだ。」
学生たちは驚いた。
カオリ「新しい観客ね。」
リウィン「君は誰だ?批評の目か?」
アザリナ「また静けさを壊すのね。」
ラルティ「少なくとも眼鏡はいらないな。」
校長エレナラが後ろから入ってきて、穏やかに言った。
エレナラ「毎日がこれなら、もっとお茶が必要ね。ようこそ、ブロンテス。そして皆…教室を燃やさないでね。」
笑いが広がり、シオリは微笑んだ。戦いで生まれた絆は教室にも続いていた。




