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両親へのプレゼント  作者: しらとり あきら
14/15

816号室のカードキー


翌日の10時頃、梨奈と彼女の両親がチェックアウトに来られた。



  「おはようございます。昨日はごゆっくりお休みになられましたでしょうか?」と尋ねると、



  「おかげさまで、ゆっくりと休ませて頂きました。また、お花までいただき、ありがとうございました。ほんとうにお世話になりました」と梨奈の母親が、頭を深々と下げた。



  「今回はご家族でご宿泊いただき、ありがとうございました。また、来年もぜひお待ちしております。それから、もしよろしければ、お二人のご結婚記念日が、8月16日ということで、この816号室のカードキーをお持ち帰りください」と私が言うと、



  「ありがとうございます。そこまで考えて頂いていたなんて、私たち誰もが気付いていなかったです」と梨奈の母親が言った。



  「来年もぜひ、このホテルにみんなで来たいね」と父の洋が言うと、



  「そうだね、また、家族で来ようね」と梨奈は少しうつむき加減で言った。



  私には梨奈が涙目になっているのを、父に勘付かれないようにしているように見えた。




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