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両親へのプレゼント  作者: しらとり あきら
11/15

チェックイン


その日は、16時頃からチェックインのお客様で、フロントカウンターは賑わっていた。



  私がフロント事務所で作業をしていた時、女性スタッフから小池様が到着されたという知らせを受け、すぐにフロントカウンターへ出た。



  私はその時、初めて梨奈の両親に会ったわけだが、彼女の父親が何度も頭を下げられるため、逆に私は恐縮してしまった。



  「はじめまして、小池でございます。今日はお世話になります」と彼女の父が言うと、



  「いらっしゃいませ。お待ちいたしておりました。ご結婚20周年おめでとうございます」

  と私が言うと、彼女の父が少し驚いた表情をされたので、



  「実は、梨奈さんから、今日がご結婚記念日だと聞いておりました」



  「そうだったのですか? 今回はいろいろと皆様には、ご迷惑をおかけして申し訳なかったです。今日は大変楽しみにしています」



  「いえ、とんでもございません。本日は、ご家族でごゆっくりお過ごしくださいませ」

  と私は言った。


  「ご記帳は、どなたがされますか?」と私が聞くと、



  「梨奈が書いてくれる? きれいな字で書いてね」と彼女の母親が言ったため、



  「だったら、お母さんが書いてよ」



  「お前たち、ここまで来て喧嘩をしないでくれよ。恥ずかしいだろ」

  と洋が言うと、二人は顔を見合って笑った。



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