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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

二計画

作者:喰ったねこ
最新エピソード掲載日:2026/07/31
異世界転生? 聖女無双? ──そんな綺麗な夢、見なきゃよかった。

【悲報】いつのまにか、体を乗っ取られてました。

わたしはホパ村の村娘、リオといいます。
唐突に体を乗っ取られたショックで、記憶は曖昧だし、わたしの精神は崩壊寸前で完全にぐちゃぐちゃです。

どうやら、犯人は──前世で何か悍(おぞ)ましい大罪を犯して銃殺されたらしい、正体不明の同居人“私”だった。

この世界は、魔法が全ての世界。
なのに魔法が使えない、わたしの体なんか乗っ取って何するつもり? 乗っ取られても相変わらず魔法は全く使えないし、今にも奴隷として売られてしまいそうなのに。

でも、脳内の“私”が振るうのは、わたしが憧れてやまない魔法という奇跡を全否定する「科学」と、血も涙もない「冷徹なロジック」。
知らぬ間に、わたしをゴミ扱いしていた人間たちが、手のひらを返してひれ伏していく。

英雄、男爵、聖女、公爵令嬢……。
華々しい肩書きが増えるたび、わたしの足元には、“私”が効率的に「処理」した死体の山が積み上がっていく。

恋愛イベント? あるわけない。そこそこ美少女だといわれていたのに。なぜこうなった。
“私”にとって周囲の人間は「利用価値のあるリソース」か「排除すべき障害」の二種類だけ。

「ただ、普通に暮らしたいだけなのに」
そう宣う“私”の「普通」とは、敵の息の根を確実に止め、世界の支配システムを物理的に叩き壊すことらしい。

わたしのこの世でたった一つの命を担保に、神の創った世界で、あらゆる倫理を無視して完全勝利の全面戦争を仕掛ける超A級の危険人物。

──ねえ、わたしの体を奪って世界に反逆する“あなた”は、一体、誰なんですか?
神様を殺した後に残るのって、ただの地獄じゃないの?

二つの魂を持つ少女が、世界の理に隠された「最悪の欺瞞」を暴く、冷徹なる革命ファンタジー。
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