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episode 2 ~新生活

 異世界転移から1ヶ月。俺はエリー家族の家にお世話になりながら新生活を送っている。エリーの家族は、

  父  ゲイル 37歳 警ら隊(警察みたいなもの)

  母  マリナ 37歳 食堂経営

  娘  エリー 18歳 食堂手伝い

  長男 レイン 15歳 食堂手伝い

の4人家族で、母親が経営する食堂「けやき亭」を姉弟で手伝っている。父親のゲイルは警ら隊の支部長でなかなか偉い立場にいる。

 転移して倒れていた俺を発見したのは警ら隊で、特に外傷はなかったものの、見かけない服装をしていたので、支部長が善意で自宅に連れてきたらしい。悪い奴だったらとか考えなかったのかな。後で聞いてみたら「私のスキルで君が何かあるって思ったからね」だそうだ。スキル?この世界にはスキルが存在するみたい。支部長のスキルは「男の直感」。具体的な理由まではわからないけど、なんか感じるんだそうだ。このスキルで色々な事件を解決しているらしい。警察向きのスキルだね。スキルは人によって1つか2つが平均で、全くない人もいるみたい。俺のスキルなんだけど…なんでかわからないけどすげぇある。主に警察官として身につけたもので、日常生活に役立つものではないかな。内容は少しチート過ぎる気がするけど。

 俺は自分の事情をエリーの家族に正直に話してある。助けてもらった感謝もあるし、嘘ついてもスキルで見破られそうだし。異世界から転移した件については、信じてもらえるか不安だったけど、あっさり納得してもらえた。なんと50年に1回くらいはこんなことがあるらしい。転移しても普通はそんなに能力が高いわけでもなく、普通にこっちで暮らしていくとのこと。元の世界の知識で多少は生活を向上させたりする人もいるらしいけど、インターネットで調べたり、本とか見ないと物のつくり方や原理とかってわからないよね。だからそんなには活躍しないらしいよ。転移者が現れたら、国に発見の報告をして、発見した自治体が保護してくれるそうだ。だから、俺はエリーの家でお世話になっている。

 お世話になってばかりだと悪いし、仕事もしたいから支部長に相談したら、支部長の警ら隊を手伝ってくれって。忙しいし危険も多いから、人員不足なんだそうだ。どの世界もそうなんだね。俺は喜んで引き受けた。それなら一番貢献できるからね。

 警ら隊は日本でいうところの警察とほとんど一緒。犯罪捜査やパトロールなど公共の安全と秩序の維持が主な仕事。ちなみに魔物なんかも対応することはあるけど、魔物は基本「騎士団」が対応する。騎士団は軍隊みたいなもので、国同士の争いにも対応。近年は魔物も少ないし、国同士の争いもないから、ほとんど仕事はないらしい。

 警ら隊なんだけど、ちゃんと階級があって下から、隊員、主任隊員、係長、隊長、副大隊長、大隊長とえらくなっていく。その上もあるらしい。ちなみに、エリーのお父さんである支部長の階級は隊長。日本だと警部ってとこだね。俺は当然隊員から。えらくなりたいとは思わないけど、こっちの世界でも頑張ってみんなを守っていきたいな。 

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