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恋と愛  作者: 明樂
11/11

有紗と毬紗

毬紗さんとキスした後から、俺は学校へ行く道のりを変えた。

前を通るだけで、辛くなる気がしたから。


兄貴の方にも通知が来たらしく、凄いよ喜んでいた。今日、会うらしい。



「翼くん!」


「ん?」


「んーん、何でもないっ!」


「なんだよそれw 」


有紗さんは最近学校でも普通にキスするようになった。それが教室であっても。


「有紗さんみんな見てる……」


「ん……」

1度スイッチが入るとずっとキスしてくる。

嬉しいんだけどね←



でも、正直、毬紗さんのことが引っかかる。

それでも……。














高校卒業と同時に兄貴と毬紗さんは結婚した。

子供も出来たらしい。男の子が2人生まれた。


俺と、有紗さんも結婚した。子供も出来た。

俺らは女の子が2人生まれた。




「翼っ……」

でも今俺の目の前に居るのは有紗さんではない。


「ん?なに、どしたの。毬紗」


「好きだよ…?あの時からずっと……」


「ありがと。」

有紗さんは、今頃きっと兄貴のとこに行ってるんだろうな。



「翼、愛してる。」

俺は、有紗と毬紗、どっちを愛すべきだろうか。

2人のご両親が不倫してた理由、少しだけわかった気がする。




好きな気持ちには、逆らえない。

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