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病とともに生きる  作者: Takatan
くも膜下出血編
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転機

 抜け殻のようになってしまった私を見かねた娘達が、

「お母さん、何かやりたいことないの?あったらしてみたらいいやん!」

と言ってくれました。そう言われてふと私は、大学時代に一旦諦めていた臨床心理士資格取得の夢を思い出しました。しかし、まさかこれから大学院に行って資格試験を受けるだなんて、途方もない夢で、とうてい実現は不可能だと自分の中で打ち消していました。

 そんな時、前述の臨床心理士さんが投げかけてくれたひと言が、大きな転機となりました。

 それは「教壇に立つことに未練があるの?」という言葉。

 私はそれを尋ねられた瞬間、教壇に立つこと-勉強を教えることに未練があるわけじゃない、とはっきり気付いたのです。わたしはただ、子どもたちのそばにいられなくなることに未練があるんだ、と。子どもたちのそばで、その子達が自らの力で人生を切り拓いていく、それをそばで勇気づけ見守ることができなくなったことにこんなにも未練を感じているのだ、と。

 そう気付いた時、進むべき道が私の前に開かれました。

 今の自分のこころとからだでできるかたちで教育の現場にかかわっていこう、と。

 そのために臨床心理士資格を取得しよう、と。

 

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