表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/13

No.5 初の商談???

帝国暦 1757年3月12日 ブラテン帝国 アレリア州 州都:アレリア


何故か道を通る人から避けられていたが、突然馬車から降りてきた人が近づいてきた。

初のお客さんという興奮と不安が混ざった気分になった。

「お客さん。薪が必要かい?」と言ってみた。


「いや必要じゃない」


「何しにきたんだ?」

本音がでた。


「話してみたかった。あそこからずっと観察してたんだ。値下げしてるとことか。

で、どこから来たの?」


「避難民だよ。」少し投げやりになっていった。商品を買わないことに少しイラッとしていた。


「この枝はどこから集めてきたの?まだ1つも売れてないけど。」


「ここから少ししたところにある郊外の森から拾い集めてきたよ。」


「なるほど。家族は?」


ここでどう答えるべきか迷った。ここで家族がいると答えるべきかいないと答えるべきか。

「いないよ」


「ついてくるか?」

急にそう言われた。

この商人のような見た目をした男を観察すると、身なりも悪くなく馬車も持っていてそこそこ裕福そうだった。今のままではまだ3月の肌寒い時期なので死ぬかもしれないと思っていたので、藁にも縋る思いでこう答えた。

「はい。いきます。」と。


これが商人ハクとしての第一歩だった。と言えるかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ