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No.10 商人を目指して

帝国暦 1757年10月16日 ブラテン帝国 アレリア州 州都:アレリア


シス商会に入ってハクが入って半年ほど。あいつはすごい四則計算の持ち主だと気がついた。

ある日のこと、


「おいこれを解いてみろ」


「はい。アレッポさん」


と、いわゆる二次方程式の問題を出してみた。1,2分すると、


「はい。できました。」


と答えた小さな子供がいた。自信ありげな表情で言ってきた答えは正解だった。

ただ、よく考えてみるとおかしかった。ハクは自分のことを7歳だと言っていた。明らかに成長が早すぎる。そう感じた。


そして物理も好きだった。これは得意という意味ではなく、単純に好きだったのだ。そしてとうとう工作に手を出し始めた。最初は小さな体なので、小さいハンマーやノコギリ、釘、板、を使って小さな箱を作ったりしていた。

ものづくりが好きな子ども。そんな印象だった。


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