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退屈は僕を殺したい  作者: おどろん
第三章 本気の人生を

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会議 ー 才能 ー

「頼むから真面目に話をしよう。」


「ええ、そうね。ごめんなさいユウ君。」


「ユウトの今後の話だったな。」


改めて食卓テーブルに腰掛ける三名。

涼宮はまだソファでダウン中だ。

彼女は別にボケキャラってわけでもないと思うが、アカネとセットになると面倒になりそうなので、さっさと話しを進めてしまおう。


「俺は姉さんやアカネがやっている仕事の手伝いがしたい。これは別に『姉さんとずっとに居たいから』なんていう子供のワガママみたいな理由じゃなく、自分で自分の身を守るためでもある。贅沢を言えば、手が届く友人くらいは可能なら助けたい。だから俺に協力してほしい。菊のバ…おばあさんに承諾を得ないといけないというのなら、二人に口利きしてほしいんだ。」


真剣に話し、頭を下げる俺に言葉を返さない二人。やがて、先に口を開いたのは姉さんだった。


「アカネ、私も賛成よ。ユウ君が鬼憑きに狙われていると知った以上、そのまま放置なんてできない。それにユウ君はあらゆる才能に溢れた私の自慢の弟。きっと鬼憑きと戦う力も得られるはずよ。」


「…杏があの様子だからなんとも言えんが、アタシもユウトには才能があると思う。そもそも本気ではないとはいえ、アタシの攻撃を回避できる存在なんて狩人にだってほとんどいない。さっきも、少なくても神楽にならカスらせられるくらいのパンチを放ったつもりだが、しっかり避けられた。ユウト、お前。アタシたちに何か隠していないか?普通の人とは違う、何かを。」


「…人より感覚が鋭かったり、気配に敏感だったりするかもという自覚はあるが、特に気にしたこともない。よく分からないな。」


相手の感情が確信に近い精度で分かる、とは言わないでおく。

未来の話だが、もしアカネと本気の敵対をしたときを考慮すれば渡す情報は少ない方が良いだろう。


「…そうか。いや、なんにせよアタシはユウトが狩人として活動することも、自衛だけできるようになるまで鍛えるってのも全然反対しない。」


「さっきからちょくちょく出てきてる、狩人っていうのは?」


俺は2人からは狩人という知識をまだ得ていないため、確認を入れておく。


「狩人というのはね、悪しき存在を払うために、特別な力を持った者。そして狩人が集まった組織、狩人協会の日本支部の代表が菊おばあ様。もう結構なお歳だけれど、世界規模で見てもかなりの実力者で、実績も凄くて多くの人から一目置かれるすごい人なのよ。それに、アカネなんて日本どころか世界で最強の狩人。超越者、唯一人(ザ・ワン)、色々な呼び方をされているわ。…神と呼ぶ人もいる。それも言い過ぎではないと納得できるくらいすごいの、アカネは。」


「ふぅ~ん。ゴリラの神か。納得したよ姉さん。」


「いや、余計なもんつけんな。…そんなことよりユウト。確認したいことがある。」


「俺に?」


「ああ。神楽から簡単に聞いたが、アタシは正直ユウトが襲われたってところが信じられない。多少気配に敏感で、回避が上手ってだけの学生が鬼憑き相手に生き残れるわけがない。お前、嘘ついているんじゃないのか?」


なるほど、当然の印象だろうな。

姉さんと違ってコイツなら普通に信じられないことは信じられないと言うだろう。


「アカネ!ユウ君の言うことが信じられないの!?」


姉さんが俺を想い、怒ってくれるが効果は薄い。


「ああ。確かにユウトの回避能力はアタシも認めるところだが、話を聞くにユウトは結界に捕らえられたんだろ?その場しのぎができたとしても、いずれは捕まって()られる。当然倒せるわけもない。万が一倒せるとしてもだ。お前どうやってここに戻ってきたんだ?神楽も、アタシでさえも気づかない間に。…何を隠している?ユウト。」


姉さんに話した内容は、


食われた学生を除き、誰もいない空間

言葉の通じないバケモノに食われかけた

その際肩を負傷した

いつの間にか気を失い、気が付いたら家だった


という内容だったはずだ。

問題なのはやはり最後の部分だろう。

途中までは俺が嘘を言ってないことを後押しさせる内容であったが、それ故にユキの存在だけを隠すことであからさまに不自然となってしまっている。

ユキの情報は極力話したくはないが、それだとアカネはおそらく俺を信用しない。

下手を打てば取返しが付かなくなるかもしれん。


「だから線路を伝って逃げていたはずが、いつの間にか気を失ってたんだ。目が覚めたらベッドの上。俺にだって詳しいことは分からない。」


「それを信じろと、アタシにそう言ってるのか?ユウト。」


突如としてとてつもない『圧』が飛んでくる。


なんだコレは?殺気なんかとも違う。

良く分からない力が俺を委縮させ、押し潰そうとしてくる。


「やめなさい‼アカネ‼」


「黙ってろ神楽。」


「くっ⁉」


姉さんが机に突っ伏してしまう。

両腕で必死に何かに抵抗しているようだが、正直何が起こっているのか分からない。

机からミシミシという音も聞こえるからかなりの力で抑えられているみたいだ。

涼宮の不可視(インビジブル)()衝撃(インパクト)のようなことをアカネもやっているのか?


「おい!姉さんに何をしてる!?すぐにやめろ!!」


「…なんで普通に喋れる?ユウト。」


そりゃ姉さんが苦しんでいて、その原因が目の前のヤツなら当然止めるに決まってるだろ。

なんでもいいが本気でぶん殴ってでも止めなくては。

そう思い、立ち上がって拳を構える。

すると複雑な顔をしていたアカネの表情、感情が急激に変化した。


「っ!?なんで立ち上がれる!?どうして動ける!?」


「は?」


驚いたせいか、アカネが原因であろう圧が消え去り、姉さんのほうも何かの力から解放されているようだ。

俺は安心したが、姉さんはアカネと同様に驚愕した様子で俺を見ていた。


「痛たたた…。一体何なのよ…?ひどいじゃない、アカネ。」


無言の空間の中、背後から文句を言う涼宮。

しかし返事が無く、状況を理解できずに周囲を見渡す。


「一体どうしたの?ユウト君。」


「いや、俺にも何が何だか…」


2人で戸惑っていると、再びアカネが口を開いた。


「…さっき神楽が机に突っ伏していた。それはアタシのせいだが、それは分かるよな?」


「当たり前だ。涼宮さんの不可視(インビジブル)()衝撃(インパクト)みたいなやつで姉さんを押さえつけてたんだろ。」


「いや違う。ユウトには分からないと思うが、アタシの神通力で無理やり、ただ力任せに押さえつけてただけだ。」


神通力、新たな単語が出てきたがどうでもいい。


「方法なんざどうでもいい。それで姉さんを無理やり押さえつけてまで…一体何がしたかったんだ?」


アカネを問い詰めるつもりだったが、何故か姉さんが言葉を続けた。


「違うのユウ君。アカネは私を押さえつけたんじゃない…」


「…?ごめん、どういうこと?姉さん。さっきアカネも自分で認めていたよね?」


「私()()をよ、ユウ君。私が全力で抵抗しても歯が立たないのはしょうがない。アカネの力に抵抗できる存在なんて、私は一人しか知らない…知らなかった。今の今まで。」


そう言って俺を見つめる姉さん。

アカネも首を縦に振り、続ける。


「何なら途中から神楽より強くした。恐らく一般人なら骨が折れるくらいにはな。その余波で狙ってもいない杏にまで衝撃が行って目を覚ましたんだろう。でもユウトは普通に立ち上がった。アタシに攻撃をしようとした。ハッキリ言うが、そんなことができる人間なんて今まで…。ユウト、お前、なんなんだ?」


「なんなんだ、と言われても知らん。アカネから確かに圧のようなものを感じたがそれだけだったぞ。アカネがなんかミスっただけじゃないのか?」


「いや、アタシはそんなミスはしない。強いて言えばユウトが拳を握ったときは焦って殺すぐらいの力を込めてしまったことぐらいだ。幸い、かどうか。全然効いてなかったけどな」


「平然と人を殺そうとするな。」


「いやいや、全く平然じゃなかったんだ。許せ。アタシが本気で焦ったことなんて覚えてないくらい前のことだしな。」


それで、だ。

と前置きするアカネ。

一瞬緩みかけた空気を再度張りつめさせる。


「ユウト。お前は絶対におかしい。」


「喧嘩売ってんのか?」


「いや、いたって真面目だ。2人もそう思うだろ?」


アカネは姉さんと涼宮に問いかける。


「…そうね。ユウ君はすごい子だけど、とってもすごい子だけれど…おかしいわ。」


「アカネの攻撃に耐えたってこと?それはおかしいよ、ユウト君。」


悩みながらも姉さん、そして起きたばかりの涼宮さえも即決でアカネに同意する。


「おかしいと言われても俺にはなにも分からんぞ。」


アカネの圧にビビるくらいはしたものの、特に何か痛みがあったり、衝撃を受けたわけでもなかった。

嘘でも何でもない、本当に何も分からない。


「どう思う?」


「ユウ君は嘘なんかつかないわ。これは…でも、まさか…」


「だとしてもよ。そもそもまだ何も能力を獲得してないんでしょ?それができるかどうかを調べるために私が来たんじゃない。」


黙って聞いていたが、ここで一つ思い出したことがある。


ユキの言葉だ。

ユキは俺の中にすごい力があると、その身をもって教えてくれた。

規格外のアカネと唯一戦えるというユキがすごいと称するもの。

そして目の前でその『規格外』が俺におかしいと言う。


力の正体はまだ分からないが、間違いなく『それ』を指しているのだろう。

俺も、それを理解して使いこなさなくてはならない。


「力とか能力っていうのは、姉さんが朝に言っていた才能ってやつのことだよね?だったら涼宮さんが調べてみたら分かるんじゃないのか?俺自身が分からないのに、俺以外の3人で話し合ってるだけじゃ何も進まないだろう。」


「それは…、そうだな。杏。」


「ええ。ユウト君、ちょっと上だけぬ…脱いでくれる?上だけね!」


「そんな力強く言われなくても、ズボンもパンツも脱ぎませんよ。」


「パパッ、パパパンツ⁉」


「ユウ君。話が進まないからあんまり杏をからかわないの。」


「はい。姉さん。」


素直に従って上を脱ぐ。

最適な姿勢というのが分からないので、とりあえず『気を付け』だ。

涼宮は深呼吸をして、真剣な表情をしながらペチペチと俺の身体を触りながら周囲を歩く。

それを見るアカネと姉さんも真剣そのもので、俺自身も緊張せざるを得ない。


一体俺の中には何が眠っているのか…。


俺に触れながらグルグルと周囲を回っていた涼宮が俺の正面で止まる。

ジィーっと俺を観察し、やがて俺の眼を見てハッキリと言い放った。


「良い身体してるわねぇ…」


「「オッサンか⁉」」


姉さんとアカネに頭をチョップされる涼宮。

頭は悪くなさそうと思っていたが、案外ボケキャラなのだろうか?よく見たら涼宮の小さい口の端から涎がにじみ出ていた。

変態かこいつ?


「痛ぁ⁉…コホン!失礼しました。」


ホントに失礼なのだが、めんどいのでスルーしよう。


「改めまして、ユウト君の才能は…………」


「「…才能は?」」


無駄に溜めが長い。

ハッキリ言ってほしいんだが、何か良くないものなのだろうか。

ユキにも意図せず大ダメージを与えてしまったことを思い出して少し不安になる。


「分かりません!」


力強く手をびしっと挙げて宣言する涼宮。

その佇まいを例えるならば、問題が分かって嬉しくなった小学生が自分を指せと必死に教師にアピールするようだ。


「杏、いい加減怒るわよ…」


「次ふざけたら無理やりランドセル背負わせて写真撮った後にネットにばら撒く。」


2人も当然ご立腹だが、俺もキレていいだろうか?


次舐めたことを言い出したら、アカネの案を引き継いで『合法ロリ!ホベツ2万』という文字を添えて出会い系のサイトにでも流してやろう。


「ふ、ふざけてないわよ!ホントに分からないの‼能力もだし、才能も無い…いや、無さそう?」


最後のほうは自信が無さそうだったが、分からないというのは嘘ではないようだ。


「分からないことないだろ。何かあるのは間違いないんだから。」


「そうね。普通の人間がアカネに抵抗できるわけないわ。何もないというのはあり得ない。」


「そんなこと言われても本当に何も分からないわ。ユウト君の身体からは何も感じない。むしろ一般人より何もないわ。才能の欠片も無い。」


俺の記憶を全て振り返っても、『才能の欠片も無い』なんて言われたことは無かった。

逆は腐るほど言われてきたが、結構ショックに感じるもんだな。


俺が今まで無能と罵ってきたやつもこんな気持ちだったのだろうか…。


ちょっとセンチになってしまったが、気を取り直して話を進めよう。


「何かあることは間違いないってのが皆の意見だよね?姉さんやアカネには分からないの?」


「いや、アタシにも神楽にもそっちのセンスは無い。」


「ごめんなさい、ユウ君…。」


「…そうか。他に確かめる方法は?」


「多分ないな。…いや無いこともない。アタシの攻撃に対応できるということは間違いなく防御系の筈だ。だからアタシが全力で殺しにかかれば、本能的になにかしらの能力を発現させる可能性はある。」


「そんな真似は絶対にさせないわよ。」


かなり怒気を孕んでアカネに宣言する姉さん。

それはそうだろう、俺が死ぬかもしれない前提の確認なんて姉さんが許すはずがない。


「まぁそうだよな。じゃあユウト、ちょっとこっち来てくれ。」


ちょいちょいと手招きをするアカネ。

まだ何か策があるのだろうか?とりあえずアカネの目の前にいく。


「軽くチョップするぞ。軽くな。」


そう言って許可もしないうちに脳天にチョップを入れてくる。

軽いという割には痛い…二度念押ししただけあって、怪我をするような威力ではなかったが。


「これが何なんだ?」


「痛かったか?」


「…?ちょっとだけな。痛いっちゃ痛い。」


「硬さじゃないのか。…やはり……」


「やはり…じゃねーよ。もったいぶってないでさっさと言えバカ。」



それが俺の()()となるのか。



こんな、何でもないただの軽口が。

アカネから突如として発せられる『死』の気配に、もうどうにもならないと悟る。


せめて可能性を頭の端にでも入れておけば…、いや多分反応できたところで避けられないか。


全てがスローモーションになり、俺を確実に絶命させる拳が心臓へと近づいて来る。

俺とアカネが普段対峙しているときなど、比べ物にならない速さ、威力、そして殺意。

こんなものは耐えるのはおろか、避けれるわけもない。

生き残れるわけがない、圧倒的な『死』の密度にそう確信できる。


ごめん、姉さん…。すまない、ユキ…。


心の中で謝罪する。

この理不尽ゴリラは必ず俺が呪い殺してやる、2日連続でそう誓う。

そして遂に、『死』が俺に届いたのだった。




俺は拳を胸に受けて吹き飛ば…されなかった。

衝撃と痛みでよろめくが、それだけだった。

普通に女に本気で殴られた、という感じだった。

しかし、確実にアカネは俺を殺せる攻撃をしてきた。

死ななかったが、間違いなくそうであったと確信できる。


「なにしやがるんだテメェ!!」


思いっきりアカネの顔面目掛けて拳を振るう。

どうせ防がれるが関係ない、この怒りをぶつけないと気が済まない。

もう少しで届く、というところでやはり簡単に反応されて既に俺の拳を受け止める手が構えられた。

先ほど涼宮を狙った時のように簡単に止められてしまう。


そう思っていた、そうなるはずだった。


いつものように俺が殴りかかり、いつものように片手で止められる。

もはや見慣れた光景だった。


ただし、そこからは全く違った。

俺の拳の勢いを殺しきれず、アカネの顔面に俺の拳が届いたのだ。

掴むことに成功したとはいえ、残った勢いでアカネをぶっ飛ばすには十分だったようだ。

俺自身、まさかまともに当たるとは思わず全力でいったため、自身も前のめりに倒れてしまう。


「あ、あれ…?」


戸惑いつつ周囲を見渡す。

目の前でアカネが倒れている。

勘違いでも幻でもない。

こんなこと初めてだった。

ぐうたら寝っ転がってるのはしょっちゅう見るが、殴られて倒されるなど記憶にないどころか、目の前の光景を見ていなければ想像もすらもつかないほどだ。

まともに全力のパンチを入れたことはあるにはある。

だがその時は着ている服以外は微動だにせず、ダメージどころかほんの少しの変化さえ与えられなかった。


涼宮は目を閉じ、耳を塞ぎ、立ち尽くしている。

恐らくだが、俺の死という衝撃に備えていたのだろう。

アカネが倒れた時に短い悲鳴をあげていたから、多分俺が死んだと今でも思っている。

姉さんは俺がアカネに殴られようとした時、殺意にも勝る激情でアカネのほうへ駆けていた。

だが、俺が死んでないどころか殴り返したことで完全にフリーズしてしまっている。


「う…、」


アカネに反応がある。


『ぶっ殺す!』くらいの気持ちを込めたのは間違いないが、自分が死に直面した焦りや、止められた後も蹴りを入れようとか余計なことを考えていたりもしたし、そもそもアカネ自身が馬鹿みたいに頑丈だから死ぬわけはない。

だがアカネの見たことが無い有様に、殴った俺が何故か心配させられてしまう。


「お、おい。大丈夫か、アカネ…?」


「うっ……うっ…」


反応はあるが、ちゃんとした返事は返ってこない。

気を失っているのかもしれない。

頑丈と言っても顔というか頭部にまともに食らってるからな。


…あれ?これってアカネを消すチャンス?ユキにとっての最大の障害が目の前に倒れている。


『殺されかけた』という前提もあるし、このまま止めを刺しても姉さんも許してくれるだろうか?しかし、正当防衛の成立基準は…


と半ば現実逃避の思考を繰り広げていると、


「うわーん‼ユウトが殴ったー!!痛ぁ―い!!痛いよぉ!!」


…アカネが泣いた。


これも初めて見た。

起き上がることもせず、その場でわんわん泣いてる姿は菓子を買ってもらえずに駄々を捏ねるガキのようだ。

さっきの涼宮はまだ体格補正もあって許容できるが、アカネがやっても違和感しかない。


「あれ?ユウト君、無事…ええ!?アカネが泣いてる!?な、なんで!?初めて見た!?…とりあえず写メ撮っとこう!!」


「あ、あり得ない…どういうことなの!?ワケが分からない!!」


「うわーん!!痛いーー!!」


め、めんどくせぇ…。

こうなったら必殺【場転】だ。


その後…、しばらくして…、などとページを挟んだら状況が落ち着いて展開を進めることができる俺の奥義だ。

これまでも何回もやってるはずだ!いくぞ!!


必殺!【場転】‼


俺の必殺技コールで、世界は暗転する…

5/5テコ入れしました

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