49. しんだらころす
わしが寝てる間に、悪魔と、その飼育係のメイドが滅んでおった。
「テロを起こしたのって、あの悪魔達なのよね?」
「神社で目撃された初代巫女ってのが、あいつらの特徴と一致するからね」
「女神の神社で、なんで悪魔が巫女をしてたんですかねー?」
「神社に神父ってのも謎なんだけど」
「関係者が全員居なくなってしまって、全ては闇の中ねえ」
「神のみぞ知るってかい?いや、女神が一番ものを知らないんだっけ?ウケる」
真実は、いつも700億くらいあるんじゃろ。是非もなし、じゃ。
ところで、今日のメンツは何人じゃ?わしら時々、痛車の乗車定員7名を越えておらん?
ディレイを強制送還している最中なのじゃがー。
「おやびーん。ワワンサキには楽器屋があるんですよね?私行ってみたいのですが」
運転手と護衛はヤキトリじゃよ。護衛に関してはコルサちゃんもおるので問題はないのじゃがー。別行動になる事もある。
「護衛の騎士と言えば、キナコは?」
「彼女は、アン団子店に居るわよ。ドラちゃんとシズちゃん相手に、もう稽古しているそうよ。まだオムツは必要だから、アンが替えているそうだけど」
「んんー??あいつ、転生しちゃったの?」
「あんたが、やったんでしょ。寝ぼけて」
リーザちゃんは、オネムリーザちゃんだった間のことは、もちろん知らないのじゃ。はやく神話にまとめといてもらえます?
「わしに、ダモン近衛騎士を瞬殺する力があったとはのう」
「おやぶんは、わらわよりも、つよいのよー?」
そうかのう。大怪獣大決戦ごっこは、接待プレイなんじゃろ?コルサちゃん、まじくやしそうに負けるけど。
「スリープモードからの復帰後は、ちょっと弱い気がするけどね」
堕天使までそういうし、むーん?わしって最終兵器女神じゃったん?
「あのー…楽器屋さんはー?」
「ああ、すまんかった。図書室のあとじゃ。わしも興味あるのじゃ」
「いえす!ますたー!」
おやびんなのかますたーなのか、まあ、どっちでもいいか。
ディレイを小学校前マンションに送り届け。巫女共全員正座。正座させたのはわしじゃない。わしは全員集めろといっただけじゃ。ワワンサキ拠点の巫女10人全員おるな。キナコ村の巫女には同じ儀式を済ませておる。
「お前らに問うが。がー…」
だるいわー。同じこと3度も言わすな。
「あー、もういいわ、解散、働け」
破門されたと思い込んだ巫女が、泣き止むまで3時間もかかったのじゃ。
これでもう、リーザ組鉄の掟には逆らうまい。
・勝手に死んだら、殺す
最高に頭悪いわー。




