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152/169

保安隊海へ行く 152

「まあ、そう言うことにしておきましょう」 

 不敵な笑みを浮かべるロナルド。まあ良いとでも言うように要は自分の頭を軽く叩いた。

「買ってきましたよ!」 

 勢い良くコンビニ袋を抱えた西が駆け込んできた。 

「カウラはメロンソーダだろ?」 

 そう言うと要はすばやく西から袋を奪って、その中の緑の缶を手にするとカウラに手渡した。

「なんかイメージ通りですね」 

 岡部がコーヒーを探し当てながらカウラを見つめている。

「ああ、コイツの髪の色はメロンソーダの合成色素から来ているからな」 

「西園寺、あからさまな嘘はつくな」 

 プルタブを開けながら緑の髪をかきあげるカウラ。

「神前曹長。君はコーラで良いか」 

 手にしたコーラを誠に押し付ける岡部。

「ああ、アイシャはココアなのよ」 

 ココアに手を伸ばしたフェデロを制止するサラ。

「あの、私が持っていきましょうか?」 

 そう言ったのはジンジャエールを手にしたレベッカだった。

「おう、頼めるか?」 

 要の言葉に西と目を合わせているレベッカ。

「じゃあ僕も行きます」 

 そう言うと西とレベッカが食堂を出て行った。

「あれだな、西の奴。そのうち誰かにシメられるぜ」 

「まあ、菰田君達は手を出さないでしょうけど」 

 パーラはサイダーを飲みながらカウラを見つめる。心外だというようにメロンソーダを飲んでいるカウラの視線が厳しさを増す。

「菰田はツルペッタンマニアだが、嫉妬深さも一流だぜ」 

 面白いネタを見つけた要は満足そうに紅茶を飲んでいた。

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