幕間 登場人物紹介~第1章編~
召喚士
年齢、容姿、本名と一切素性が描写されることのない本編主人公の青年。
元の世界では仕事を退職し絶賛引きこもり中。
突然PCに届いた怪しいメールをきっかけにリアルパラレルグラウンド──以下RPGの世界へやって来る。
職業は呼び名の通り『召喚士』
初めての召喚で魔王を呼び出してしまい、その後紆余曲折を経て1年以内に魔王討伐を行わないといけない状況に置かれてしまう。
1章の段階で召喚可能なスロットは3枠から18枠へと増加。
1枠目は前述の通り『魔王』
2枠目は誰かに変われているのであろう『雑種犬』のような動物。
3枠目は死ぬ間際だったところを救い出した『女賢者』
しばらくしてからスロットの増加と契約のスキルが解放されたことにより以下の者が召喚できるようになった。
4枠目は魔王から預かった『魔王の子ども』
5枠目は女賢者の元仲間の妹『女パラディン』
6枠目は自称忍者の『盗賊』に使う予定。
本人自身も昔剣術をかじっていたこともあり、自分よりレベルの高い敵を撃退できる程度の力を持っているが、戦闘にはほとんど参加しない。
その理由は命のやり取りに対しての精神的な拒否。
博愛主義者だと自分で言うくらいにRPGの世界で生き残っていくには少し甘いところがある。
魔王
読んで字の通り魔族の王。
RPGの世界では全冒険者の討伐対象である。
体長は5メートルほどととても大柄で、レベルも70,000程度ととても強い。
しかし召喚士に召喚されるようになってからは、堅牢石の檻に捉えられたり、時間を問わず呼び出されたりとぞんざいな扱いを受けることもしばしば。
魔族にしては性格が温厚で、召喚士から酷い仕打ちを受けてもなんだかんだ許してしまう。
また、世界を征服しようという欲があるわけでもなく、冒険者たちとの共存を望む一面も。
強くなった召喚士との戦闘を楽しみにしており、障害となりそうな急進派魔族対策として自分の子どもを召喚士に預けるなど、魔王らしさのない良い奴。
リリィ・エフ・シュリーンギア
3枠目の召喚によって呼び出されたエルフ属の女賢者。
愛称はリリィ。
少女のような小柄な体躯にも関わらず胸は大きい。
いわゆるロリ巨乳。
彼女を知る冒険者が言うには人見知りらしいが、命の恩人ということもあってか召喚士にはすぐになつく。
初期段階からレベル1,800と強く、マスターと慕う召喚士の剣となり盾となり財布となりとバランスブレイカー的な活躍を見せる。
恋人繋ぎで手を握ったり、一緒に寝ようとしたりと召喚士に対して明らかに好意を持っていて、酔っぱらった時にはキスをしてしまう大胆な一面も。
前述のキスをしたことをきっかけとして幼少期にかけられた封印が解けて、ロリ巨乳から大人の女性へと進化を遂げる。
それと同時に内なる魔力が解放され、レベルは48,000まで急上昇。
召喚の効果により召喚士のレベルも上がったこともあり、一気に魔王討伐が現実的なものになった。
使用呪文は『炎』、『光』、『防御系』、『移動系』等多種に渡り、現時点では冒険者最強の後衛術師である。
正成
『ござる』口調が特徴的な自称忍者の盗賊。
忍の師である喫茶店の店主から命を受けて召喚士のパーティーへと加わり、冒険者となる。
冒険者登録時には忍者であるにも関わらず盗賊となってしまったことから自称忍者という扱いを受ける。
忍としても冒険者としてもまだまだ未熟で、気配を消しているつもりでも、召喚士に気付かれてしまう等ネタ要員として扱われることが多い。
黒龍を仲間にしに行く前に、雪山で予想される自然のトラップ対処要員、つまり捨てゴマとして第6枠目の契約を受ける予定。
ゼノウィリア
魔王の子どもにして、後継者。
魔王から召喚士に預けられた後、召喚士との駆け引きに負け第4枠目の強制契約を受ける。
挑発的な態度や荒っぽい言葉遣いが目立つが、契約の効果もあって召喚士に歯向かえない。
その憂さ晴らしのためか正成をござると呼んでからかったり、召喚士に毒を吐いたりすることが多い。
上位魔族なだけはあり、魔力によって精製された剣を得物としての白兵戦に長け、攻撃呪文の威力も申し分ない前衛よりの中衛タイプ。
冒険初心者の多い召喚士パーティーにおいてはリリィと双璧をなす頼りになる存在。
ミリス・シュレイザー
リリィの元パーティーメンバーであり、親友の女パラディン。
シェイル族と呼ばれる異世界の種族。
召喚士のことをすごく雑に扱っているが、実は召喚士のことが好きなのではないかと疑いがかかっている。
そうだとしたら間違いなく彼女はツンデレである。
ゼノとの戦いでは鋭い槍での攻撃を見せたが、圧倒的なレベルの差を前に惨敗。
まだやるべきことがあると召喚士パーティーには入らなかったが、展開次第では後々加入しそうではある。
エリス・シュレイザー
ミリスの妹。
職業は姉同様にパラディンで、召喚士により第5枠目の契約を受ける。
元の世界では両親の死などがあり、その世界にいることができなくなってRPGの世界にやってくる。
冒険者としてはまだまだ未熟ではあるが、前衛の上級職であるため成長への期待は大きい。
しっかりしているように見えるが、話せば話すほど残念な頭をしているアホな子。




