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最速の美少女オオサキ ~幼い美少女ドライバーと赤城の山~  作者: まとら 魔術
キャプター2「となりの白い未確認飛行物体」
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ACT.12 智姉さんとデート♥

 前橋の道路……。

 翔子のワンエイティが走っているが、運転しているのは智だ。姉さん、おれの車を運転してもうまいですね~」

「あたりまえだ。元々ワンビア乗っていたからなァ」

 智は翔子の車を運転しているものの、他人の車ナノにもかかわらず、元伝説の走り屋なので運転はうまい。


「デートのために歌を作ってきました。聞いてください」

 今日のために翔子は歌を作ってきたらしい。

 どんな歌だろう。

「ラララ~♪ デート大好き~♪ ラララ~♪ デート大好き~♪ 最高~♪」

 早速、翔子は歌いだした。

 デートの歌だった。

「どうですかァ? いつかは一緒に音楽活動しましょうよ!」

 この曲はどうだったのか、翔子は智に訪ねる。

「良かったが、音楽活動なんかしないぞ。断るッ!」

 良いとは言ったものの、音楽活動なんかしたくないらしい。


 と言っているうちに、ワンエイティは目的地に着いた。

 目的地とは前橋公園だ。

「降りるぞ、大崎」

「はい、智姉さん♥」

 2人はワンエイティを降りて、公園に入る。


 ってすぐ、池の前に行く。

「この池、水がダイヤモンドみたいに綺麗ですね」

「実はここ、群馬県の形をしている池だ

 この池はさちの池と言って、群馬県の形をしている池だ。

 群馬県の形とは空を舞う鶴の形をしている。


「ハァ─トハァ……トイレどこですかァ~」

 女の子がトイレを探している。

 探しあげないと……。

「トイレ……探しているのか」

「おれが探してみようかな」 

 女の子の困っていることを解決しようと翔子は言う。


「じゃあ探してください! 早くしないと早くしないと……」

 早速、翔子は女の子のためにトイレを探すことにした。

 早く探さないと漏れそうだ。


「トイレはどこかな……。え~っとォ……あったッ!」

 トイレはここだッ!

 女の子の困っていることを翔子は解決したッ!

「ここだよ」

「探してくれてありがとうございます。早く行きますッ! (あのトイレを探してくれた赤い髪の女の子……かわいいけど、イケメンだね……)」

 お礼を言って、女の子は早速トイレに向かった。

 翔子のことをイケメンって……褒めすぎだろ……。


 助けた翔子の前に別の女の子が来る。

「あなた……葛西サクラさんのJZA80に勝利したワンエイティ乗りですよね」

 彼女は、昨日の翔子vsサクラを見た人らしい。

「サインくださいッ!」

 突然、女の子はサインを要求してきたッ!

 しかし……。

「サイン……? できないよッ! 今プライベートだからッ!」

 デート中の翔子にサインをできる時間なんてない。

「じゃあ去ります。大崎さんお元気でッ!」

 サインを要求した女の子は去っていった。

「さっき、サインを要求されたけど、おれって人気出たのかなァ……」

 サクラに勝利したことで少し知名度が上がった翔子。

 しかし、まだ実感はない。


 数十分後……公園を後にし、2人はワンエイティに乗って移動する。

 ドライバーはもちろん智だ。

「リクエストを与えてやろう。どこに行きたいか?」

 次の目的地のリクエストする権利を翔子に与える。

 どこに行きたいのだろう……。

「ゆ、遊園地に行きたいですッ! ゴーカートと観覧車に乗りたいですッ!」

 リクエストは遊園地に決まった。

「遊園地に行きたいのか。遊ぶのではなくデートで行くんだぞ。分かったか」

「はい!」

 遊びではなく、デートとして行くという理由で、遊園地に行くことした。


 遊園地のゴーカート。

 列は大蛇のように長かったが、30分後にはやっと翔子と智の出番がやってきた。

「智姉さん、おれたちの出番が回ってきましたね!」

 走りたく、走りたくて、翔子は今興奮している。

 まるで、昨日のサクラとの対決みたいに。

「じゃあルールを付けます。智姉さんは元・伝説の走り屋なので、おれは勝ち目がなく、普通にやれば智姉さんが圧勝するので面白くありません。ハンデとして30秒を付けます。よろしいでしょうか?」

 普通にやると智が勝つので、それを面白くないと思った翔子は智にハンデを付けることを考えた。

「いいぞ。それなら互角に戦えそうだ」

 これを智は承諾する。

「決まりですッ! さあァ、やりましょうッ!」

 では、カートバトルスタートだ。

 その前に説明。

 カートのスペックは、最高時速50km/h。安全運転している普通の車とは互角だが、翔子たちが乗っている車と比べると遥かに遅いぞ。ただしコーナリング性能は翔子たちの車を上回る。

 カートの色は翔子がオレンジ、智が青色だ。

 コーナーの数は10個。先に1週した方が勝ちだ。

 じゃあ始まるぞ。

 10ッ!

 9ッ!

 8ッ!

 7ッ!

 6ッ!

 5ッ!

 4ッ!

 3ッ!

 2ッ!

 1ッ!

 GOォォーッ!

(プオン、プォォオオンッッ!!)

 翔子のカートが出発したッ!

「行きますよォ、智姉さんッ! おれは葛西サクラ戦みたいに負けませんからッ!」

 最初のコーナー、これをインで抜ける。

「イケイケイケイケイケイケイケイケイケイケイケイケイケイケイケイケーッ!」

 次のコーナーもインで抜け、また次のコーナーもインで抜ける。

「智姉さん見てくれましたかッ! これがおれの走りですッ!」

 と言いながら、負けたくないと翔子は昨日のバトルのように全力をだした。

 4つ目も、5つ目を抜ける。

 一方、スタート地点では30秒が経過し、智がスタートした。

「大崎──私は簡単に勝たせないぞ」

 智はスタートしてすぐ、最初のコーナーに突入する。

 しかも翔子より早いスピードで、強いイン攻めでコーナーに入るッ!

 さすが伝説の走り屋だ……速いッ!

 2つ目、3つ目……。

 翔子がコーナー1つ分掛かる時間でコーナー2つ抜けた!

「智姉さん──出発しましたね。でも、おれは追い抜かせませんよッ!」

 智が出発したことを翔子は知っていた。

 けど、翔子は負けられない。

 第6コーナーに入って、それを抜ける。

「追いついてやるぞ、大崎」

「後ろを見てみよう……智姉さんが近づいてきたァァ!?」

 翔子が7コーナーに入った途端、智が少し詳しく見えてくるッ!

 必死に逃げようとするが、逃げ切れないッッ!!

 7,8,9コーナーが過ぎ、智のカートはついに、翔子のカートに接近したッッ!!

 そして──運命の10コーナーッ!

「行かせませんよッ! 智姉さんッ!」

 インに入り、翔子は智を入れないようにブロックするッ!

「コーナーを抜ければ……おれの勝ちだッ!」

「無駄だな──」

 翔子の走りは智に通用しないッ!

 翔子より深くインに入り、翔子のブロックを破るッ!

 そして……翔子を追い抜いたァァー!

「私の勝ちだな」

 カート対決は青のカートに乗る智の勝利に終わった。

 昨日バトルに勝ったばかりの翔子はまだまだのようだ──。


 カート対決を終え、2人は観覧車に乗った。

「観覧車に乗ったおれたちって、同性だけどカップルみたいですね。自分から見ても素敵です」

「カップルって……そんなことを言ったら──私は照れるじゃあないかッ!」

 そうだろうか……。

 同性だけど、カップルだろうか……。

 けど、翔子が言うならそんなもんだろう。

「智姉さんと出会って──もうすぐ2年が立ちますね」

「そんなに立っているのか……」

 智と翔子の出会いは2013年の栃木県のとある峠で出会った。

 それから2年が経過している。

「智姉さん早かったですね……」

「そりゃ、そうだ。私は元走り屋だからな」

 カート対決の智はすごかった。

 引退している走り屋を感じさせない走りだった。

「けど、そんな智姉さんも好きです。強くて、優しくて、そしてかっこいい智姉さんが──おれは大好きです」

「私も大崎のことが好きだ。大崎がいると私は楽しくなる。絶対に……大好きだ」

 どちらも互いに事が好きだ。

 互いがいればどっちでも楽しい。

 これが──恋人なんだ……。


 翔子たちを乗せた観覧車は下に降り、下に降りた後翔子たちは観覧車を下車する。

 観覧車を降りた後はもう遊園地にようはない。遊園地を後にした………。


 遊園地の次に向かったのはデパート。

 デパートの通路を歩いていると……。

「綺麗な人だ──お嬢様みたい……」

 綺麗な人とは智のことだ。

 すごく見られている人がたくさんいるほど、智は綺麗な女性で、容姿は16~18歳の少女に見えるのだが……。

「智姉さんは渡さないッ! 渡さないッ! 渡さないィィー!」

 周りの人に見られている智を、翔子は両手を広げてガードした。

 これぐらい智のことが好きだ。

「赤い髪の小さい子、人形みたいでかわいいね」

 翔子も見られてしまったッ!

 これぐらいかわいいのか……。


 それはさておき、2人はトイレに行った。

 翔子は先に済ませ、トイレの入り口で立っていた。

「智姉さんがトイレを出るまで待とう……」

 智が終わるまでに、翔子は待つことにした。

 そして、智がトイレを終え……、

「ふうゥ……終わったぞ」

 と言いながら、トイレから出てきた。

 が、悲劇が起きた。

「君かわいいな。僕と付き合ってよ」

 なんと、翔子が痴漢に合っていたッ!

「いやだよ……おれは痴漢と付き合いたくないよ……。このロリコンッ!」

 完全に翔子は嫌がる。

 痴漢なんて翔子は嫌いだ。

「大崎に近づくなァ!」

 痴漢の男の前に智がやってくる!

「ダメだッ! これは僕の()だッ! 絶対に離れないッ!」

 と言ったものの、

「ハァァァァァー!」

(バンッ!)

 智のキックが炸裂ッ!

 1000回連続キックだッ!

「うわあァァァー! 僕の天使がァァァー!」

 智のキックの威力は凄まじい。

 痴漢の男が飛ばされていく……ッ!

 50m(メートル)先に吹っ飛ばされたッ!

 男が吹っ飛ばされたことによって、翔子はナンパから解放される。

「助けてくれてありがとうございますッ! はあァ──智姉さん格好いいですね」

 助けてくれたことにお礼を言った。

「きゃあァ!」

 智は翔子を持ち上げた。

 お姫様抱っこだッ!

「私はお前を守るぞ」

「智姉さん──」

 智の言葉に翔子の表情はデレデレだ。


 デートは夜まで続く。

 最後のデートスポットは……。

 走り屋たちの溜まり場の赤城山の上にある、大沼だ。

 大沼とは赤城山の頂上の先にある湖さ。

 観光スポットとしても人気だ。

 神社と繋ぐ橋の前にワンエイティを止めた。

「夜の大沼を見てみろ、綺麗だろ」

「綺麗です」

 2人はワンエイティの中で大沼の湖を見ていた。

「今日のデート楽しかったですよ。最高の1日になりました」

「私も楽しかったぞ。今日は最高の日だった」

 今日は2人にとって最高の1日になったのだとう

 そして……。

「大崎、私とキスをしよう。今日をいい日にするために──」

「智姉さん──おれもします。智姉さん大好きです……」

 2人はキスをしはじめた。

 濃厚なキスだ……。

 このキスで今日のデートは幕を閉じるのだった……。

完成が遅れてすみません。

やっぱコメディタッチの話は難しい……。

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