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昭和の話  作者: 朝倉一二三


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15/51

その15 昭和のバラエティ


 昭和◯◯年◯月◯日


 今日もTVを観る。

 令和にはなくなったけど、昭和には沢山の視聴者参加型のバラエティ番組が沢山あったね~。

 噂では、クイズ番組のプロみたいな人もいたとかなんとか。


 印象に残ってるのは、がっちり買いまショウとかね。

 とにかく、クイズ番組、バラエティ番組で、商品がもらえる番組が好きだったんよ。

 そういう番組も沢山あったしね。


 ピンポンパンで、最後におもちゃを貰えるシーンも、「いいな~」って感じで観てた。

 これはやっぱり、当時は家電が高額商品だったのが、大きいだろうね~。


 憧れの家電を番組でもらえて、視聴者の目も惹きつけられる――というのが、番組の大きな柱だったんじゃないだろうか。


 がっちり買いまショウも、最初は白黒番組で、年代をググると――なんと昭和38年からやっていた長寿番組。

 俺が観てたのは、かなり終盤だったと思われる。


 がっちり買いまショウは、スタジオにある商品から好きなものを選んで、目標の値段にどれだけ近づけるかという番組。


 最初に複数チームでミニゲームを行い、各自の目標金額を決める。

 そのあと、商品を選び、目標金額のある設定範囲に収めることができれば総取り。

 金額をオーバーすると、即アウト。


 たしか、ぴったり賞だと、さらに豪華な副賞などがあったはず。

 10年以上番組は続いていたので、かなり人気があったものと思われる。

 そりゃ、番組が始まった昭和38年前後となると、三種の神器&新三種の神器という、憧れの家電がタダでもらえるってんだからね~。


 そんな長寿番組だったが、俺が小学生の頃には番組が終わり、目方でドーン! になった。

 こちらは、金額を当てるのではなくて、商品の重さで当てるゲーム。

 始まったのは昭和50年で、昭和の終わりごろまで続いてた。


 視聴者参加番組で、商品がもらえるという番組が廃れるころにちょうど終わった感じ。


 あと、好きだったバラエティ番組は、人生ゲームハイ&ローかな~。

 人生ゲームみたいなすごろくになってて、係長~課長~部長~と、出世するたびに商品も豪華になっていくという仕様だった。

 当然、上に行くほとリスクもデカくなる。


 スポンサーはブラザー工業一社で、出てくる商品は全部ブラザー製。

 ウチはオカンがブラザーの編み機を使っていた流れで、ブラザーの掃除機や、洗濯機を使っていたのだが、この番組には、テレビやステレオなども出てきていた。

 そんなものまで作っていたのかよ――と、子ども心に思う。


 番組じたいの作りもよく、かなり視聴率もよかった。

 人気だったと思ったのだが、長寿番組にはならなかったようで、すぐに終わってしまった。


 この番組とタイアップした、ボードゲームなどもあったはず。

 今、こういう番組に出て、家電をもらっても、要らないよね~(笑)。


 新社会人限定! 新一人暮らし限定! とかだったら、いいかもしれないが。



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― 新着の感想 ―
 現代でも昼の情報番組で、高級肉を切り分けてぴったりにする「牛肉ぴったんこチャレンジ」ってやってますね。テレビは昔とやってることが変わらないんだなぁって複雑な気分です。
今や 素人はいきなり何するか判らないという前提を名目上立てて 録画番組でさえ視聴者参加出来る番組はほんの一握りだけ 日曜のお昼ののど自慢程度?w
いやぁ懐かしいです テレビはすっかり観なくなってしまいました なんだかんだ言っても じゃぶじゃぶ金かけられる上に コンプラは無視出来ていた頃のテレビには敵わないですよね
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