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うげぇっと嫌そうな顔をするグリムに、ゼパルは確かにと納得した。
「ゼパルくん!」
「ん~?」
「エリゴスさん達、後20分くらいかかるって!」
「はいよー。ありがとう。ケール」
元気よく言うケールにお礼を言うゼパル。
グリムはいい子いい子と妹の頭を撫でた。
ケールも嬉しそうに兄に撫でられている。
「仲良し兄妹・・・今はこんなにイチャコラしてる二人なのに、『死神』って呼ばれてるんだもんなぁ?人は見た目じゃないよねぇ・・・」
イチャコラする兄妹をミラー越しに見つつ、ゼパルはボソリと呟いた。
それから十分後、狙撃ポイントであるビルの近くにゼパルは車を停める。
「着いたよー」
「ありがとう。ゼパルくん」
「どういたしましてー」




