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「そりゃ賢い選択だ。グリちゃんよりも、バルの方が敵視してそうだし」


「まぁ死神兄は基本的に片割れである妹と師であるアスタロト以外にはああだからな・・・妹の方は苦労してそうだ」



エリゴスとゼパルのどっちがどっちを送るかの話し合いを眺めながら、ウァサゴとブエルはそんな話をしていた。



「ウァサゴ様ー!」


「決まったか?ゼパル」


「はーい。ボクが死神組を、エリゴスがバルバトス組を送りまーす!」


「そうか。俺とブエルはこのポイントで待機している。狙撃だから大丈夫だと思うが、皆怪我の無いように」



そうして各々車に乗り込み其々の場所に向かう。

他のメンバーと通信の繋がったインカムを装着し、ゼパルの車の後部座席にグリムとケールは収まった。


車を走らせて直ぐくらいにカチカチとジッポライターの蓋を開け閉めし始めたグリムをルームミラー越しに見ながらゼパルは苦笑する。



「ボクの車は禁煙ですよ?死神のお兄さん」


「・・・分かってる。乗ってる間暇すぎんだよ・・・」


「グリムって、良くそれで今まで生きて来れたよね。幹部を運転手にした挙句にその態度、ボクは何も思わないけど、他の幹部だったらキレられてるよ~?」


 

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