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強襲ボランティア  作者: 永久院 悠軌
新学年編
48/55

48. 休憩

球入れではいい成績をとることができた

ルールの範囲内で最高のパフォーマンスをしていた俺たちギミックは注目を浴びることができただろう

取り敢えず、目的の一つは達成できた

俺、静道彰は全くもって計算高い男だ

競技が終わって少し校庭を歩いている

「よう。会いに来たぜ」

水道の所で蛇口を捻りつつ、隣で手を洗っている少女に声をかける

「……ギミック代表。静道彰……。見事な戦でした」

声をかけた相手は、とある一年生だ

「んで、どうだ?俺の話に乗る気はないか?」

水を飲んで、用件を聞く

少女は少し黙り、しかしすぐに答える

「個々の性能、団結力。確かに見事でした。ですが、私はまだあなたたちに協力する気はない」

「そうか。それは残念だ」

肩をすくめて、笑って見せる

困ったような笑顔と言うのも妙だが、取り敢えず張り付ける

そう、俺は困ってなどいない

「お前さんのささやかな願望、『自分の全力を使いたい』というものを叶えるために俺らの仲間にさせようとしたが、まだ足りないか?」

「まだ私の本気と合うとは思えなかった」

難儀なものだ

一般人には不可能であろう身体さばきを見せてもまだ、俺たちに要求するとは

やはりこの少女は並みではない

「んー……では君は、何をしたら俺らを認める?」

俺たちへの協力に、何が必要か

「そうですね……では、ここから先の競技であなたがたの力を見ます。全ての競技に全力で挑んでください」

「俺たちの全力を判断して決めるのか。なるほど……」

いいだろう

もとよりこちらは全力主義

「では、何かを約束してくれないか?どうしたら君が俺らに荷担してくれるか」

「約束……わかりました。では、今後の競技の戦績で決めます。綱引きにて優勝、障害物走では2位以内。棒倒しで勝利。リレーは3位以内。以上をとってきてもらいましょう」

「それらをとればお前は俺たちに協力するのか?」

「取らなくても協力する可能性はあります。とれば確実です」

なるほど……いい条件だ

だが、ハードモードすぎる

俺たちなら行けるか……?

隊員を信じよう

「わかった。では俺たちは全力で勝利をもらいにいく」

「健闘を祈りましょう」

背後で少女が敬礼をするのを感じつつ、去る


「好印象かな」

一人呟き、歩く

向かう先は、ギミック本部

相手が勝負を操作する事は目に見えている

だが、それでも俺たちは負けない

SVTなめんなよ……?





短くてすみません

テスト期間の永久院です

言い訳は、テスト期間で済ませます

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