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アイドルと禁断の恋  作者: ぴたにゃん
9/13

卒業(1)

俺と高橋がお互いに()かれあって恋愛生活がスタートしてというもの、俺の見渡す景色がかなり変わってきた。

授業中はいつも高橋の事が気になって仕方がなく、ずっと高橋の後ろ姿を見つめていた。

高橋も俺の事が気になるのか時より後ろを振り返って俺と目が合うとウィンクをしてくるようになってきた。


というように少しずつ歩み寄る生活を送るようになってきた俺と高橋は就職活動に追われていた。


俺は結局接客をやることにした。そして来年は上京する。もちろんその時は高橋も一緒だ。

一方で高橋は将来の夢としてきた調理師になる事を決めたみたいだ。

当然のように俺と高橋が上京する街は一緒だ。

俺と高橋で決めた上で就職先を決めた。

お互いの夢を叶えるために俺と高橋は必死になって勉強に臨んだ。


勉強に追われて1ヶ月後、俺と高橋は無事に就職先と進学先に無事合格することが出来た。

合格してからはお互いに会う時間を増やしてさらにお互いの距離を縮めた。

距離を縮めてからというものお互いの信頼もより深まった。


そしてついに俺たちは卒業を迎えた。


卒業の当日、俺はいつも通りに登校をした。

すると突然後ろから物凄い勢いで叫びながら走ってくる女子生徒がいた。

「木下君~おはよう~!」

そうその女子生徒とは高橋のことだ。

高橋は俺に気づくなりダッシュをしてきたらしい。

「お~おはよう!」

俺はいつも通りに笑顔で高橋に挨拶を返した。

俺と高橋は一緒に教室に入り午前中のLHRを終えて卒業式の会場に入った。


いざ卒業式の会場に入ると今までの高校生活の思い出がたくさんよみがえってきた。

特に俺の中での一番の思い出はあの有名な愛ドルグループのメンバーと恋人関係になったことだ。

俺にとってはそれが一番の思い出で仕方がない。

と、いろいろと思い出していると気がつけば俺は涙を流していた。

泣きながら高橋の方を向くと高橋はなんと俺以上に大号泣していた。

本当にこの三年間は充実した三年間だったと俺は思ったのだった。


そしてあっという間に長いようで短かった卒業式が終わり、俺たちは無事に卒業した。


本当に楽しかった高校生活だった。


もちろん、こんなに楽しかったのは俺と出会ってくれたクラスの仲間たちと俺と付き合ってくれた高橋のおかげだ。


本当にありがとう。

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