↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
58/59

とても時が過ぎた。

               〇


 生きていると落ち込むこともあり、楽しい時もある。


 だが楽しい時はなかなか無い。


               〇


 とても時が過ぎた。


 ママもパパもこの世からいなくなり、私が一人残された。


 二人の抜かりない配慮により、一人で生きていける程のお金はあった。


 だが入って来るお金が今のところ無いと出ていくお金の事だけを無駄に心配してしまう自分がいて、これが0になったらお前は死ぬよとお金を使うたびに思ってしまう自分に、ほとほと嫌気が差した。


              〇

 自分一人の為だと一日一日が大切なものに思えなくなり、食事も腹が満たせれば何でもよくて、テレビをつけてスマホをいじり、人の炎上で人を怒らせようと一生懸命コメントする人を見て、少し歩く方向が違っていたら自分もこうなっていたかもしれないと、嫌な鳥肌が立った。


 期待と不安と怒りは、どういうことかいくつになっても無限と湧き出て、他人のそれらを配信している動画を見ることが増えた。


 だけどだんだんわかってきたのは、期待はいつも裏切られ、それを肴に怒りが増長し、それと共に不安も大きくなる。


 だからまた期待をしなくなり、不安と怒りを優しさに静めてもらう。


 そしたらまた人生がつまらなくなり、いつの間にか何かに期待し、見事に裏切られ怒りと不安に駆られる。


 さっさと死にたいのに死ねない自分に、元気じゃないのに健康な自分に、眠りたいのに昔のように眠れない自分に、マイナス思考だけが永遠に元気な自分に


 とどめをさしてしまいたい

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。