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ドクター、国境の街に向かう 6。

 ドクター達は、亜人のハンター達とダンジョン内の魔物の討伐に行く事になった。


 ダンジョンとは、この世界に一定数あり定期的にダンジョン内の魔物の討伐依頼がハンターギルドに出されていた。定期的にダンジョン内の魔物数を減らしておかないと、魔物がダンジョンの外に出て来て被害をもたらすからだ。


 そして、このクエストは危険が伴うクエストで報酬も格段に良かった。また、このダンジョンは魔物の強さや数も多く、ハンターランクC以上が最低八人とDランクやEランクが十二人以上総勢二十人以上いないと受注出来ないクエストだった。


 元々は、総勢二十人以上いたが、急に欠員が出たらしく、追加のハンターの手配を行っていた時にドクター達が来たのだった。


 だが、亜人が多い街でもハンターランクC以上の二人を直ぐに手配できる訳もなく、ドクター達にお願いしたのが経緯だ。


 改めてメンバーが揃い作戦会議を始める事になった。


 作戦会議のメンバーは、最初ハンターランクCの八人で行う予定だったが、パークの提案でハンターランクC以外にも各パーティーのリーダーも一人づつ集まって貰い作戦会議を行う事とした。


 先ず初めにクエストに参加するハンター達の自己紹介が始まった。


 先ずは、最初にあったリーダー格の亜人だ。


 「俺の名前は、ガイ。剣士でハンターランクはCだ! そして他のメンバーも紹介する。他の五名を入れて俺たちは、パーティーを組んでいる。他の五人は‥‥」


 ガイが他の五名のメンバーの紹介を始めた。


 アーチャーのトイ

 魔法使いのマナ

 剣士のコウ

 タンクのマーク

 ヒーラーのサク


 他の五人もハンターランクCだった。


 後は、ハンターランクDのパーティーリーダーで、魔法使いのダン。


 こちらもハンターランクDのパーティーリーダーであるタンクのエーカーだった。


 ドクター達も、軽く挨拶をして作戦会議が始まった。


 ちなみにドクターは、ヒーラーという事にした。なんせ戦う力は持って無いからだ。


 先ず最初にクエストの達成条件が、ガイから提示された。達成条件はごく単純でモンスターの討伐数だった。


 ただ、五階あるダンジョンの内、三階迄は行ってモンスターを倒して来ないと駄目らしく三階迄行った証明として、そのモンスターのツノを持って帰らないとダメ見たいだ。


 作戦会議も至ってシンプルな内容だった。一階や二階のモンスターは、ハンターランクDやEでも大丈夫らしく、ダンのパーティーとエーカーのパーティーがモンスターの討伐数を稼ぎ、ハンターランクCの八人で三階に行きモンスターを倒す作戦だった。


 一階や二階は毒を持つモンスターが出ないみたいで、三階から毒持ちのモンスターが出るらしくハンターランクC以外は危険があると言う判断だった。


 パークに確認するとハンターランクC以上は、みんな毒耐性を持っているみたいだった。


 その時ドクターは思った。俺は毒耐性持って無いし! まぁだいたいの毒は治りますがと。


 ドクターの作戦は、パークに守って貰う事だとドクターは心に刻むのだった。


 それにしても、毒が治らないこの世界で毒耐性を、持つと言う事は、一度毒にかかり生死の淵を彷徨って生き返ったか、持って生まれた物かの二つだが、ハンターランクC以上が皆んな一度毒にかかり生死の淵を彷徨って毒耐性を持ったとなっていたらなかなかカオスだなとドクターはふと思った。


そうして、作戦会議は無事に⁉︎ 終わりリーダーのガイが、全員に声を掛けた。


「それでは、皆んなダンジョンに向かうぞ!」


 リーダーのガイが力強く言った。それに他のメンバーも反応し返事した!


「おう!」 「おーっ!」 「はい!」


 国境の街に向かっている筈のドクターが何故かダンジョンに向かったのだった。

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