表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
64/114

<第一部 マンハッタン島編 第五章 シーン3.5『バーナビーの単語帳』(挿話・副読本的資料)>

1ページめのみ抜粋して紹介します

『政治・外交用語単語帳 6カ国語対応』 1918.Sep.  H.C.ロッジ氏の命により作成 T.B.W.

〜〜〜〜〜〜〜〜


Absolute

F.Absolu I.Assoluto L.Absolutus

G.Absolut S.Absoluto P.Absoluto


Accept

F.Accepter I.Accettare L.Acceptare

G.Akzeptieren S.Aceptar P.Aceitar


Accurate

F.Accuratif I.Accurato L.Accuratus

G.Akkurat S.Acurado P.Acurado


Accusation

F.Accusation I.Accusa L.Accusatio

G.Anklage S.Acusación P.Acusação


Addition

F.Addition I.Addizione L.Additio

G.Addition S.Adición P.Adição


Adherence

F.Adhérence I.Aderenze L.Adhaerentia

G.Adhärenz S.Adherencia P.Aderência


Adjust

F.Ajuster I.Aggiustare L.Adjustare

G.Anpassen S.Ajustar P.Ajustar


Administration

F.Administration I.Amministrazione L.Administratio

G.Administration S.Administración P.Administração


Advantage

F.Avantage I.Vantaggio L.Avantagium

G.Vorteil S.Ventaja P.Vantagem


Affect

F.Affecter I.Affettare L.Affectare

G.Beeinflussen S.Afectar P.Afetar


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(以上10英単語ぶん。これが20ページあり、合計200英単語が6ヶ国語で翻訳されている)

(F=フランス語 I=イタリア語 L=ラテン語 G=ドイツ語 S=スペイン語 P=ポルトガル語)

(「意味は英単語として書いてある。発音は読めばわかる」バーナビーはそう考えて、不要な情報は割愛した)

(全文字タイプライターで印字したが、çやãなどの発音記号は手書きで書き加えた)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


エレベーターを待ちながら、バーナビーはアーロンに問いかけた。

「アンバランスだと思うか?」

「…えっ?何が、ですか?」

「単語帳だ」

「ぁあ!えっと…」

アーロンは目をふわふわ泳がせながら、

「…”Absolute”から始まるの、バーナビーさんらしいなって思いました」

と答える。

それは、オグデン・ミルズ・リードの受け売りでしかない。

「つまり、アンバランスな内容だということは否定しないんだな」

「んー、あー、完璧なバランスの辞書なんてないんですよ、きっと!」

突飛な理屈だ。

「完璧な人はいないって言うじゃないですか」

それは、そうかもしれない。バーナビーは、そもそもバランスのとれた人物になろうとしてこなかった。思い返せば、”Balance”を単語帳には入れそびれている。政治用語ではあるのだが。

「マーク・トウェインは『人間はみんな月だ』って、満ち欠けがあるし裏側は見えない、って…あ、すみません、乗ります」


午後0時54分06秒、1分以上待ってからエレベーターがようやく来てくれた。

アーロンが乗り込むのを待ってから、扉を閉めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ