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寝取られ裏切られた最弱テイマー〜逆境を跳ね除け相棒のスライムと最強へ成り上がれ。許して?やり直して?絶対にイヤだね〜  作者: 月鈴


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これが今の俺の状況

 希望を胸に扉から出た俺に、最初の試練が早速訪れていた……


 俺の家は牧場をやっている。『テイマー』である父親が動物を操ったりして放牧したり、大人しい魔物まで育成している。俺にも『テイマー』スキルを期待されていたが『スライム』だった事から嫌われてしまった。


 スキルが判明するまでは村では、神童と言われるくらい優秀だったんだけどな。親父が自慢してるのを、良く聞いていたんだけど……


「なんだ? 生きていたのか、ウチの面汚しが……」


 コレだよ。自分の息子だというのにな。しかも、今の俺は中学生くらいだろう。普通ならグレるぞ。リーゼントにしてやろーかな。

 まぁ、俺は前世の記憶があるから何とも思わないけどな……いい年したオッサンが息子自慢が出来なくて、拗ねてるようにしか見えん。オヤジの名前はマルクス。


「マルクス、早く追い出して。私達まで悪く言われるじゃない」


 コイツは後妻。俺の母親が亡くなった後にウチに来たヤツ。しかも、俺の母親の親友だったらしいぞ。

 最初はキライではなかったんだけどな。名前はロランダ。化粧が濃いヤツ。


「アンタ、本当にドジなんだから……魔物にヤラれて、私達にまで迷惑かけないでよね」


 ピンク髪をポニーテールにした、義理の妹ルイーゼ。

 スキル鑑定では『剣豪』を貰っている。コイツは俺にベッタリで『私はお兄ちゃんのお嫁さんになる』っとか言ってたのにな。今ではコレだよ。


「起きてくるなんて思わないから……ご飯なんかありませんよ、自分で何とかして」


 エプロン姿のウルリケ。義理の姉だ。スキル鑑定では『魔導士』。

 いつも、俺の心配をしてくれていたのにな……心の奥がズキンとする。


 そんな家族からの涙が出るような声かけ。一応、俺は生死の境目を彷徨って、生きて帰って来たばかりのはずだけどな。

 それほど、スライムは気に入らないんだろうな。


「ああ、お前等のおかげで、左腕が無くなっちまった。俺が痛がるのがそんなに楽しかったのかよ、趣味が悪い女達だな」


 ウルリケ・ルイーゼ姉妹を交互に見ながら言う。

 今までの俺は……いや僕だった時は言い返さない『お利口さん』だったから、言った瞬間に家族? 全員がバッっと音がするんじゃないかと思う程、俺の方を見た。


 何も言えずに驚いてるヤツらを背に、家を出る。

 俺が家から出ると、中が騒がしくなっていた。

 気にする事なく自分を鍛える為に、魔物を倒そうと思い村を出よう思っていた。

 家の隣には幼馴染が住んでいる。窓から俺が見えたのだろうか、顔を出して声をかけてきた。


「アハハ、本当に左腕が無くなってる……ダサっ」


 コイツはラウラ。まぁ、家が隣ってだけの幼馴染だった女。昔は俺の後ろをついて回る、子犬みたいなヤツだったのにな。

 構うのも面倒なんで無視して村から出る道を歩くと……村人達は俺を見て『ヒソヒソ』っと話し合いをしている。


 小さい子供までバカにして石を投げてくる。まるで俺は犯罪者のような扱いだな……スキル『スライム』がそんなにイヤなのかな?

 村を出る所で話し声が聞こえる……


「ルディと仲良くしたら、ランドルフから嫌われちゃうよ。ランドルフは伝説の勇者様だから、嫌われたら大変だよ」


 なるほどね。村人達にランドルフが、仕込んだんだな。

 それで俺は損切りされたワケだな。

 まぁ、出ていく事になる村だからな。

 何を言われても気にならない。

 俺が村を出た瞬間から故郷としては、記憶からの削除対象だね。


 近くの森に来た。そういえば助けてくれた冒険者さんはどうしたのかな? こんなシケた村なんかサッサと去ったかな……それが正解だね。

 だけどお礼はしたかった。


 さてと、自分を鍛えないと村を出ることも出来ないからな。一年を有効的に使ってこんな村とはオサラバだ。


 それにはこの世界を生き抜く為に、強くなるしかない。魔物をとにかく倒すして、レベルを上げる必要があるな。これは世界を造った神様的な存在が戦ってレベルを上げろと、言ってるのと同じだと思う。


 戦わない人は置いて行かれるだけだろう。

 だから俺は戦って、戦って、戦いまくるぞ。

 まずは一心同体でアオイと一緒にやってみよう。


「キュイ、キュイ」


 やっぱり最初は最弱のスライムだよな〜。アオイがいるからやりづらい。

 一心同体で伝わってくるアオイの感情は『倒しちゃえ〜』なんだよな。同族とか気にしないのかな?


 んじゃあ、やりますかね……目の前にはアオイと同じブルースライム。ただ、見た目というかアオイの方が濃い青だね。テイムの影響かな?


 今の俺の装備はその辺にあった木の棒。

 武器が欲しいが親父があんな感じだから、買って貰える理由もない。


 スライムなら木の棒で殴ってれば、倒せるからちょうどいい。

 見つけたスライムに襲いかかる。

 木の棒で一撃、さらにもう一撃。

 スライムの体当たりだ。かわしてからまた一撃。


 スライムは三回木の棒で叩いたら、動かなくなった。スライムには一人でも勝てるね。まぁ〜、子供でも勝てる魔物だからね。


 次は左腕になったアオイと戦ってみようかな〜。


「キュイ〜」


 アオイが『ミョ〜ン』と触手を伸ばして「任せて」っという気持ちが伝わってくる。


 アオイと初の共闘だ。気合い入れて行くぞ。

ポイント・ブクマしてくれた読者様ありがとうございました。おかげで初日に50Pいきました。お礼に出来る事といったら新エピソードだと思いますのでもう一話作者からプレゼントです。本当にありがとうございました。他の方もどうぞ宜しくお願いします。

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