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おぼしめし

 題名でボクと言ってしまいましたが、一応女性です。



 先日ぼーっと運転していると、少女漫画描きなら誰もが知っている大御所大先生のタイトルが降ってきたのです。


 まさに、今、このタイトルでエッセイを書くべし!とでもいうように。


 いやぁ、エッセイ。


 書いた事ないんですけどね。


 そこで、大変恐れ多い事ながら、オマージュとして。


『公務員だった頃、ボクが漫画持ち込みした理由』という題名をつけさせていただきました。


 そしてボクと言ってしまいましたので、この作品中では貫こうかと。



 漫画はそれは大昔、高校生の頃から親に隠れてこそこそ描いていました。


 ただボクには、少女漫画を描くにあたって、致命的な欠点があったのです。


 それは少女漫画なのに、「恋愛漫画」が描けない。


 いや、恋愛だけじゃないな。

 

 もっと言えば、女子高生が描けない!


 女子高生のキュンキュンやドキドキやモヤモヤが、かつて女子高生だったはずなのに、イマイチわからない。


「オラ、ワクワクすんぞ!」的に描きたいものは山ほどあるんですけどね。


 どれもこれも、現代の女子高生の好みじゃない。


 当時、少女漫画と言えば、まずはキラキラした「恋愛」を描かなければ!!!!


 という固定観念に縛られていたボクは、ありがたくも編集者様に担当して頂きましたが、漫画賞への投稿作がうまく描けずに夢を断念。


 就職して地道に日常を過ごしておりました。



 

 そんなある時、天のおぼしめしとも言えることが起こったのです。


 クリと杏がトレードマーク、某大人気占い師の方の占い動画が、Xのタイムラインに上がってきたのです。


 占い動画?!今までそんなジャンルがあるという事を知りませんでした。


 動画って何万人見るんでしょ?当たるわけないじゃん!


 と、思いながら、どんなものなのか興味本位で再生してみました。


 だって、絶対見てください!とか書いてあるし。


 すると、冒頭から


 クリと杏さん、ボクに密着取材してますか???


 的に当たるんです。

 

 ピッタリと。

 

 ハズレている事が一つもないくらいに。


 やだ。どうなってるの??


 好みや考え方、最近起こった出来事はもちろん、今喉乾いてるでしょ?とか、そのレベルで。


 個人的な占いじゃなく、不特定多数の方を対象にしているはずの動画だというのに。


 バーナム効果や認知バイアスといった説明があるのは知ってますが、当時ビビるくらいの的中率でした。


 ボクは一応は理系人間で、占いは基本信じない人間。


 しかし、一方で超単純なんです。


 あまりの的中率に恐れをなし、速攻で信じてこなかった過去の自分にごめんなさいしました。


 この人マジすげぇわと。


 その動画の最終結果で言われたのは、


「あなた何かもの書く人じゃないですか?未来、本になって、それを見てますよ」


 なんと!!!


 これはもうてっきり漫画を描けという天啓と思い、超単純なボクは、早速クリスタEXのサブスクを入れましたとも。


 アナログ原稿しか描いた事がないので、全く使い方わからないけど。


 まぁ、何事も形から。


挿絵(By みてみん) 



画像は大昔の少女漫画です。

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