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日誌史  作者: 暮葉畏啓
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7月8日 「環境設計」

最近二つのオーディオ機器で、ひぐらしのYouやAIRの夏影などを流しながらもう一個の方でひぐらしが鳴く環境音とか、地方都市の環境音とかを流しながら勉強するようになった。つい今日始めたわけだけれど。


割と良い。

夏影はやはり夏のこの時期に聞くと感慨深い。ひぐらしのYouはあの白川郷の風景に想いを馳せながら聴くとなお良い。


普段居慣れた自室にこもって大自然の幻想世界に入り浸れたりしながら勉強をできるのは良い。ちょうど兵庫県香住町にAIRの聖地巡礼に行こうと考えていた。どうやっても片道3000円は超えてしまう。そんな大金を出せるほどのお金は今はない。


けれどいけないことが分かると無性に行きたくなってしまうのが人間の性だ。自転車で13時間ほどで着くこともわかっている。海を越える必要もないし人力で行けないこともないためものすごく動揺してしまう。いや、ほぼ行けないのだが。


そういうふうに現実に存在する香住町という港町の存在を知りながら夏影を聴くことでそこに自分がいるかのように思える錯覚は非常に喜ばしいことだと捉えている。


割と環境音とbgmを同時に流すのは良いやり方かも知れない。


私の部屋には幻想世界が訪れているのかもしれない。

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