登場人物紹介2
ここまで沢山の方に見ていただけるとは思わず、本当になんとお礼をいったらいいのか……感謝感謝です。文字通り素人投稿者の、伸びるための何かというものを何も知らず(初投稿なんでそりゃそうなんですけど)、とにかく読んで面白い作品を作ろうというそれだけ考えていた小説自体が未経験の処女作だったもので、本当にこの作品を選んで読んで下さった方には五体投地で感謝平伏です。みんな大好き!
日間、週間、更に月間までジャンルランキング一位を取れるとは思いませんでした。ありがとうございます!
Twitterでは喋っちゃったので、突っ込んだ話は割愛しますが、名前はPNとHNの二重表記にします。
そして何といっても、フレイへの声がとても多かったのが本当に嬉しいです。なんとかフレイの気持ちになれるよう毎日考えて共感できるように作ったので、ここまで感情移入していただけたのは感無量です。フレイちゃんは私も救済したい! 救済したいです! ハッピーエンド大好き!
ハッピーエンドへの道のりというか、そうなる展開のための種がフレイ編のあちこちにばらまかれてあるんですが、かなりわかりにくくしているのでまた次の章にばばっと出したいと思います。
さすがに小説投稿サイトで絵ばっかりというのは気が引けるので、キャラ絵は分けずに主要なキャラのみまとめてさくっと紹介いたします。ほんとに普段絵を描いてないのでこんなにたくさんきちっと描くの今年初めて……もっと真面目に描いておけばよかったぞい……でもめっちゃ描きたいのでがんばりました。
服とかは……前回もだったけどあまり得意ではないので(というかオリキャラの服を考えるというの自体初めてなので)多少変でも笑って流していただければと思います……。
アレス・エルヴァーン
エルヴァーン家当主。男爵。パーティ『エルフの家』設立リーダーのAAA剣士。現在休止中。
少年の英雄がヒロインの手を取り差別と戦いヒーローになるという王道主人公。そして次の世代でないと出来ないことを託す……もうまくいかない。というところからストーリーが始まっています。
フィリス・エルヴァーン
エルヴァーン男爵第一夫人。
身の丈初等部〜中等部並、胸はグラビアアイドル並、耳は人間サイズでエルフの血で老けないという大変ハイスペックなお母様。風魔術中級まで使えるけど、現状あまり強くないという感じ。
フレイの前では母親に、ソニアの前では娘に、フローラの前では女の子になるとてつもなく器用な女性。普段は明るめの成年冒険者みたいな、正統派ヒロインみたいな感じ。
もう少し活躍するほうの出番が欲しかったかなーと思います。チャンスがあればそんな感じのも入れていきたいな。
サーリア
ハーフエルフのメイド。AAAランク相当のヒーラー。かなりの苦労人。
キャラが勝手に動くとか、そんなキザなセリフありえるかって思ったんですが、それを一番体現したのがこのキャラです。元々ハーフエルフでもなければヒーラーでもないモブメイドでした。
思いつきで、「アレスの雰囲気を変えた時の演出のために、メイドの名前を呼ばせたかった」「仲が良くなった家の演出のために主人にタメ語を使わせたかった」というたったそれだけのために名前がついたキャラです。
最終的にもうエルフ耳メイドという萌えキャラとは思えないほど勝手に作品の中で暴れて叫んで、自分で書いててどうしちゃったのこの子と思いながらも綺麗に話を締めてくれて、最終的にフレイ編では一番のお気に入り。
耳を隠すヘッドドレスのデザインをしてましたが、微妙な出来だったので絵は没にしました……。一応屋敷ではメイド長以外大きいフードヘッドドレスを常にしている感じです。
マルガレータ・グランドフォレスト(マルガ)
グランドフォレスト公爵令嬢。背が高いフレイのことをおチビと呼んでいただけあって、年齢が上で後半はヒールを履いてフレイよりやや高くなります。でかいわねマルガ! あとどことは言いませんが大きく描きすぎたかもしれません……まあいっか、公爵令嬢だし!(公爵令嬢とは一体)
この娘も最初は「悪役令嬢出したい」「やっぱ公爵令嬢だよね」「ドリルかな」「嫌味なキャラにしよう」みたいな、ただの貴族学園がつまらないということを演出するための役だったんですけど、タイピングしているうちに「この子で一話ドラマを作りたい」と思うようになり、
結果、この話から「一話だけでもちゃんと十分面白いハイファンタジーヒューマンドラマ」というこの作品の方向性を意識するようになりました。
そういう意味で、作品の方向性を一人で決めてしまったという意味でかなり思い入れのあるキャラです。
途中で登場して無双しちゃいますが、これは「フレイの剣術・魔術をスペック数値にした時に、対等な友達として政略・言論にスペックを振った」のでこんなことになりました。さすがマルガね! 当然ですわ!
自分で動かしてて思いました。悪役公爵令嬢を無双させながら動かすのめっっっちゃ楽しい! 書くのホントにすらすら進むし、とにかく面白かったです。ちょっと悪役令嬢シリーズやりたくなるぐらい楽しかったです。もうタイピングしてて超気分良かった、多分笑いながらタイピングしてました。(完全にヤバイ人)
エリゼ・エルヴァーン+ダニエル(ダニー)
エルヴァーン男爵第二夫人。
家の都合で政略結婚させられたら好みの男性で、長い間関係を持つことが出来て、無事に息子が生まれたら世話は冷たくあしらっていた令嬢が手伝ってくれて、無事次期当主の母親となった上に家族仲は全員良好という、この作品中最も勝ち組と言える人。
冷たい夫人が不器用に心を開く、という悪役令嬢緩和系のものを、外側からの視点でやりたかったというのがあります。のでその瞬間はお気に入り。
読んでて分かった方にはかなり蛇足な話ですけど、サーリアがフレイからエリゼの話を何度か聞いたという記述がありましたが、その時に「父親アレスの髪の色に似なかったのが残念」という話をフレイからサーリアに、サーリアからマルガに伝えたのが、マルガが「エリゼはアレスが好き」と判断した決定的な理由になります。(全て一人称視点で進む作品のため、フローラの廊下以外は基本的に一人称キャラが聞いている)
ソニア・エルヴァーン
エルヴァーン男爵第三夫人。クォーターエルフの元暗殺者、現在護衛。メイン以外では作中唯一?の年齢出しをした63歳。
第三婦人を出そう! と思って作ったキャラ。(そのまんま)でも平坦なキャラにはしたくないなと思ってお風呂に入ってる間延々考えて作りました。おふろ最強。
つい最近、私は糸目キャラが好きだったっぽい! という無意識の好みに電撃的に気付いて、それで目を滅多に開けない明るいキャラにしました。
作中最も重いキャラで、同時に最も明るいキャラ。本編では性格がプラスとマイナスに極端という非常に独特なキャラでしたが、今となっては本当に明るいだけの夫人。アサシンだけど基本的に義賊的というか、奴隷商とか以外は殺さないタイプです。
63歳だけど超ムキムキ。「アレスさんより筋力ある可能性あるんちゃうかなワタシ……」治る前の傷痕欠損筋肉娘イラストを描こうと思ったんですけど、画力的にも年齢制限的にも「アカン」て思ってやめました。
多分知ってる人はすぐ思い当たったので分かったと思いますが、山中鹿之助の要素を取り入れています。
これも蛇足ですが、31を見終わった後、29話から見直すと、フレイとの距離感とか、フィリスをどう呼ぶかなどかなり困惑している様子が分かると思います。他には最初のフィリスと同じ笑い方をしたりしてます。今はいつも一緒で仲良く呼び合うハッピーエンドとなりました。ハッピーエンド大好き!
アマンダとシェリー、その他のみなさんは縦長くなりそうなので省略しました……また次回の紹介のチャンスがありましたらその時まで!
それではフレイのハッピーエンド、サーリアのハッピーエンドまでお付き合いいただければと思います!