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 玲瓏とした瞳で見下ろしながら、クアンケが微笑む。

(もう……いいか)

 水面に漂うような心地で、茫洋とサザは思った。

 引いては寄せる衝動に逆らうのにも、いい加減疲れていた。

 潮時なのだ。

 透明な板を挟んだ向こう側に、クアンケの赤い双眸が見える。妖しくありながらも、どこか必死な瞳。

 手段は強引だが、この男との婚姻関係は悪くないものになるだろう。

 惚れられていることは薄々勘付いていた。こちらから受け入れさえすれば、存分に愛してくれるに違いない。財力権力能力すべて持ち合わせたクアンケは人生の伴侶として非常に優秀だ。その妻となれば、将来安泰といったところだろうか。次期族長なんていうのも、正直重荷に感じたこともあった。それもクアンケは背負ってくれるだろう。

 もう、諦めてもいいじゃないか。

 いつまでもウサ耳ウサ耳と童貞くさいことを言ってないで、女としての道を歩むのだ。

 男に守られ、家を守り、子を産み育む女の幸せを。

 サザは束の間、世界のすべてを忘れ去って、その想像に思いを馳せた。

(…………)

 サザの脳髄に、甘い痛みが奔った。

 脳裏に鮮明な情景が浮かぶ。

 幼い少年が両親と手を繋いで、川辺の遊歩道を歩いている。見上げる母と父は大きく、何者にも脅かされない無敵の存在に思えて、少年はそんな両親に守られていることに安心しきっている。浮かべる笑顔には、なんの不安も屈託もない。三人の家族の影は少年の歩幅に合わせてゆったりと道を歩き、遠く小さくなっていく。

 それは、遠く過ぎ去った前世での幼少時の思い出だった。両親に庇護されていた頃の暖かな思い出。既に巣立った、そして自立した後に幾度か懐古した、原初の幸福の記憶。

(………………駄目だ)

 サザは静かに、その思考に幕を下ろした。

 確かにクアンケに身を委ねれば、一生害悪から守ってくれるだろう。心をあずけて生きれば、包まれるようなぬくもりの中で過ごせるだろう。あの頃のような幸せを味わえるだろう。

 だが。

 本当にしたいのは、安息に生きることなのか?

 平穏に、何事もなく暮らしていきたいのか? 

 つらくない、優しい場所にずっといたいのか?

 子どもの頃は、どんな大人になりたいと思っていた?

 お前は――。

 ――面白おかしく生きていきたくないのか?


 したいことがあるのだ。


 そうだ。

 もうずいぶん昔に思ったことだ。サザになってまだ間もない頃のこと。ウサ耳の娘を初めて見た。いくらウサ耳の綺麗な女性といっても、現実を前にすれば理想との落差に失望するはずだった。しかし目にしたウサ耳の少女たちは途方もなく可愛らしくて、がっかりなんてできるわけもなかった。誰も彼もが最高に可憐で、その存在は生きた偶像として頭に飛び込んできた。そんな彼女たちが男たちと発情期に無残に汚された。欲望に侵され世俗に冒され不可逆の変貌を遂げていった。怒ったし、嫉妬した。許せなかった。彼女たち本人はまったく嫌ではなかったのかもしれない。喜んでいた娘もいるだろう。だがその様を見て、強く思ったのだ。いつかウサ耳美少女たちのためだけの楽園を――ウサ耳天国を作る、と。

 だから。

 誰かに求められ、守ってもらうような生き方は、できない。

 目標がある。希望がある。欲望がある。やりたいと思える気持ちがある。外がつらいことは前世で十二分に知っているけど、この望みは城壁の中に閉じこもっていて叶えられる願いじゃない。

 貫くのだ。己の生き様を。

 それがどんなに寒々しくとも、自分は自分で生きていく。世間体だとかとるべき態度だとか他の人のことを考えろだとか、全部まとめてどうでもいい。そんなものは斬り拓くべき障害であって、膝を折る理由じゃない。

 半ば夢を見ているような心地の中で、サザは決意した。

 どこまでも、我を通しぬいてやる。

 ふわふわとした世界に浮かびつつも、少女の頭は回転を始める。

 さあ。

 なら、考えるのだ。

 子供を産むなんて、したくない。

 でもそれは決定事項だ。

 高次方術が占った未来の出来事。

 過去の事例から考えて、どうしたって回避は不可能。

 諦めるしかない?

 いや。

 最初から考え直せ。

 子が出来ることは確定的。

 だが、ウサ耳は穢されざるもの――。

 なら、どうすればいい。

 そうだ。

 簡単な話だ。

 穢されたくないのなら。

 穢す方に回ればいい。

 ウサ耳少女が穢されるのではない。

 ウサ耳少女が、穢すのだ!

 敵を!

 男を!

 外界を!

 イエス! ウサ耳! 大激怒!


 発、動――


 ――『■■■■』!



 こうして、運命は決定的な航路を示した。



 @



 微動だにしないサザに、クアンケは眉をひそめた。

 不可避の発情期を迎えたサザを無事に捕らえ、そのために用意したこの場所に連れ込み、まさしくことに及ばんとしている――それが今の状況である。

 ようやく、ここ白兎の中枢に初めて訪ねてきてからずっと待ち望んでいたことが実を結ぶ。クアンケは表情とは裏腹の、灼け付くような満足感を覚えていた。

 実のところ、クアンケはサザという少女に心底心を奪われていた。いくら麗しく優秀な相手だとはいえ、自分でも驚くような感情の波に、彼は会う度に翻弄された。いや、顔を合わせずとも、彼女を思うだけで胸が締め付けられるようだった。陳腐な表現に落とし込むのなら、それは初恋だった。

 ――最初は、予言成就のためにいけ好かない白兎の女を公然と孕ませて、それで終わりだと思っていたのだ。クアンケとて黒兎族の男であるから、新任をようやく脱した現族長としての激務の毎日にもたらされた、些細な役得であるとしか考えていなかった。それがどうだ。一度顔を合わせた後は、二度目の発情期を待っていればよかったものを、暇を見つけては尋ねたり。ちょっと味見してもよかったものを、彼女相手には何故か強気に出られずそそくさと退散してしまったり。

 そうして今日、ついにこの日を迎えたのである。

 つまるところクアンケの初恋は、一目惚れだった。

 ことが終われば、クアンケはサザに求婚するつもりだった。黒兎の街で幾多もの経験を積んできたクアンケであるから、彼女を満足させる自信は十分あったし、笑顔一枚隔てたところでは嫌われているようでも、決定的に毛嫌いされているわけでもないとも感じていた。

 落として上げる。行為の際には先の無礼を詫び、たっぷりと愛を囁き、どこまでも優しく扱って、幸せな気分に導いて、これからの人生で己が彼女をどう遇していくのかを体験してもらうつもりだった。彼女の保護者にあたる白兎の族長も微笑ましそうにしながら「いっちょやったれ荒療治じゃ」などと言っていたことであるし、外堀は無事に埋まっている。いつもは強引になれないところも頑張って、ありったけの勇気で奮い立たせて「いつも通り」に補修できている。

 後はサザによかったと言わせることが出来れば、それで勝ちだ。

 そしてそれはこの状況に至った時点で、ほとんど確定的であった。

 ――このように、手段は少々強引であったが、そもそも初対面から女性からの印象が非常に良いのがクアンケという男だったから、その気になった女性と触れ合うのはまだしも、気のない女性をその気にさせるのはほぼ初体験であった。性交渉には百戦錬磨といえど、恋愛にはまったくの初心者といってもよかったのだ。加えて、ふたりの関係を祝福するような予言の存在が彼からある種の繊細さや慎重さを奪っていた。

 淡く紅潮した白い華奢な体が、眼下に横たわっている。上着に辛うじて袖が通っているだけで、彼女の白い肌を隠すものはほとんどない。白い髪を敷いた顔は赤く火照り、眠るように細められた赤い瞳は蟲惑的なまでの魅力を放つ。荒い息を漏らす唇からは時折濡れた舌が覗いた。揺らぎ経つのは、白兎族の族長が代々身につけるという秘伝の香料のえもいわれぬ、しかし好ましいとしかいえない香り。

 幾度となく夢見た情景がそこにあった。

 いかに激しい物音がしても、暫くの間は一帯に人が近づくことは無い。だからこそ、焦らず、しかし自然と逸ってしまう気持ちに苦笑しつつも、定められた結末に繋がる行為を始めようとしていた、のだが――。

 いつも浮かべている快活な笑顔の欠片もない白兎の娘の、先ほどまで見せていた可愛らしくも必死な抵抗の気配が、なぜだろう。今はまったく感じられない。

 かといって、すべてを受け入れたという様子でもなく。

 不審に思ったクアンケがとりあえずの口付けを落とそうとしたとき、それは、起こった。

 マナの爆発。

 突如として逆巻いたマナが、強烈な渦を描く。

 刹那のうちに力は広がり、膨らみ、伸び、渦巻く。力の放射が、サザを中心にして四方八方に伸びる。

 その一端が、仰け反ったクアンケの胸に触れた。

「――ッ!?」

 物理的な衝撃さえ伴った途轍もない力の奔流が、クアンケの体を弾き飛ばした。

 数回、空中を回転して、クアンケは軽やかに着地する。

 耳を刺激する奇妙な共鳴音に眉をひそめながら顔を上げると、そこには――光があった。

 サザの全身を覆い隠してしまうほどの、強く巨大な光。眩い黄金の輝きは、けして狭くない部屋を残らず席巻している。影を生まないあまりに清澄で鋭いその光には、薄く輪郭があるようにさえ感じられた。

 クアンケは、眼を細めながら呟く。

「あの光は……」

 黄金と深い蒼。色こそ違えど、ハユハが占う時に見せるそれと同じ、

「……高次方術の……?」

 全方向に力を放射していた光が逆巻き、中心を包むように分厚くくるまっていく。輝きの強さは体積と反比例するように一層強さを増していく。

 高次方術――それは、一部の者のみに許された神秘の御業。

 兎族の占い師による『星読み』。狐族の祈祷師による『雨乞い』。獅子族の聖者による『死崩え』。

 それらと比肩する、新たな高次方術が。

 今、生まれようとしていた。

 最早目も開けられなくなるほどの眩い輝きが、己のあるべきかたちを見つけて凝集していく。

 余りに力強いマナ。常人が一生をかけても使いきれない膨大な力。

 それらがサザの、体の一点に集まっていく。

 小さくなるにつれ、輝きは急速に増していく。

 そして、光は形を成す。

 細い光の輪が部屋に広がり、音ならぬ音が静かに鳴り響いた。

 それは、高次方術が成された証だった。

 気づけば、光の粒子でできた霞が、室内を覆っていた。

 どこからか清冽な風が吹き、ざぁっと光の花弁が払われる。霧のような光は、虚空に吸い込まれるようにして消え去っていく。

「……………」

 光の収まった後には、サザが澄んだ表情で、静かに佇んでいた。

 まるで大地を揺るがす天災をも微風と受け流してしまうような、超然としたたたずまい。赤い双眸は世俗の一切と切り離された光を収め、静かに輝く。白い髪とウサ耳が、無風にひっそりとなびいた。淡い輝きを煙のように立ち上らせるその半裸形に、神秘性以外のものを感じとることは最早不可能に近い。

 そして、その股間には神々しいまでの存在感を放つ――


 男根。


 ――が、屹立していた。

 自然、クアンケの視線は『それ』へと強烈に引き寄せられる。

 世界のすべてがそれを中心にして回っているような感覚を覚えさせられた。それほどの威圧感が渦巻いている。常識に倍する猛々しき威容。放射される力を幻視してしまう太陽のごとき迫力。押し込めきれなかった光の残滓が、その輪郭を輝かしく彩っている。弾けるような音を立てて、微細な黄金の雷光が表面を縫うように奔った。

 ――重く圧し掛かるような静寂が、場を満たした。

 つぅ、と一筋の汗が、クアンケの額をつたう。全身の筋肉が麻痺してしまったかのように、指一本として動かすことができない。今まで生きてきてこれほどのことがあっただろうか。クアンケの頭の一部が上の空に自問した。答えは自明である。

 凍りついた世界の中で、サザの唇が、動きの兆候を見せた。赤い唇の狭間に微かな空間が開く。

 場の視線が、赤い唇に釘付けになる。

 透明な蜂蜜のように粘性を帯びた時間の中で。

 ゆっくりと、可憐な唇が開いた。

「な」

 クアンケの唇はひとりでに、その音を追う。

「……な?」


「何が孕めだお前が孕めやおらあああああああああああああああああアアアアアアアアアアアアッッッ!!」


「おあああぁああッ!?」

 ダッッッとサザがクアンケに向かって猛烈な勢いで駆け出した。

 超俗的な表情は一転、笑顔の片鱗も見受けられない鬼気迫る形相である――それでも可愛らしいのは、ひとえにウサ耳が生み出した奇跡だった。しかしもちろん、クアンケにはそうは見えなかった。

「うおおっ!?」

 本能に訴えかける危険を感じて、クアンケは反射的にサザから距離をとろうとする。

 クアンケは、白兎族と対をなす黒兎族の、その中でも群を抜いて優秀な人間である。もちろん足の速さにも相応のものがあった。半ば地面に体を投げ出すように前傾し、床に倒れる寸前に、たわめた片足を爆発させる。空気の弾ける音と共に、クアンケの体が猛然と飛び出した。

 それはクアンケの半生において最上のものと断言できる奇跡の踏み込みであった。不幸中の幸いを最大限に活かすべく、体術方術のすべてを総動員し、クアンケはサザから距離を取らんと疾駆する。

「待てやああぁぁぁああああああッ!」

「待つかッ!」

 追って、追われて、二人はぐるぐると広い部屋の中を走り回り始めた。

 双方脚力に優れる兎の獣人ということで、凄まじい勢いで回転する丸が室内にできあがる。円の中心に位置する寝台の布が、巻き起こった風に激しく揺すられた。

 二人の獣人は、普通の人間がほんの数回呼吸するだけの僅かな間に、何十回と円を描いた。少したりとも勢いを緩めることなく、円は数を重ねていく。

 それから数瞬――猛然とした向かい風の中で、クアンケは冷静さを少し取り戻していた。

(どうやら、俺の方が足は速いらしい)

 全力で体を動かしながらも、膠着しつつある状況に一息つこうとする。

(……いや。待て)

 吐き出そうとした呼気が、喉元で停止する。

 追跡者より逃亡者の方が速いのならば、円を描いて延々追いかけっこする形にはならないはず。追われる方が追う方の尻に追いついてしまうし、距離が縮まらなければ追う方としても停止・逆走を選ぶだろう。

 それとも、そんなことさえわからないほど冷静さを欠いているのか。

 これは、とクアンケは多少の減速覚悟で視線を背後に投じた。

 クアンケの赤い瞳に、駆け出した時より大きなサザの姿が映りこんだ。

 前が開いた衣服。破れて消えた下着。黄金に煌く一物が白い太股に打ち付けられ、華奢な体を躍動させるたびにベチンベチンと音を奏でる。

 僅かずつ、本当に僅かずつにだが、距離が詰まっていた。

 本来的には、二人が同程度の才能を備えていようとも、男であるクアンケの方が足が速いはずなのだ。

 しかし。

 一度は開いたはずの差が。

 どんどん縮まっていく。

 ベチンベチンベチンベチン……ベチベチベチベチ。

 足が。速い。とてつもなく速い。背中を圧す迫力が、一瞬ごとに増していく。

 クアンケの顔が野菜めいて青ざめる。背を濡らす冷や汗の量がいや増した。

「観念して孕め――!」

 幽鬼のような声が後方から聞こえる。クアンケは肛門に謎の悪寒を感じて、震え上がった。

 全身に鳥肌を立てながら、言葉を返す。

「観念するも何も――俺は男だ! 孕むわけあるか!」

 これ以上ないほどの正論を叫ぶクアンケに、思いもよらぬ方向から返事があった。

「いえ、ありますね」

 ハユハだ。我関せずと離れた場所で一人佇んでいた彼女の、その瞳は、かすかな驚きに満ちている。

 彼女は竜巻のような円の外側から、風で髪を激しく嬲られつつ、静かな声を投げかけた。

「まったく新規の高次方術です。どうやら二つある機能のうちの一つに……性交した相手を問答無用で妊娠させる力があるかと」

 その言葉は、一種の白々しさをもってクアンケの耳に届いた。

 束の間の空白の後――その台詞の意味するところを理解して、やっと本格的な戦慄がクアンケを襲った。

 兎族の占いとはつまり先読みであり未来予測である。世界の姿を濾しとって正確な未来のかたちを知る、世界唯一にして至高の情報系方術。その第一人者であるハユハは、見たものの本質を捉える能力に卓越していた。そして彼女は、このような局面において嘘や冗談を口にする性格ではない。

 あまりの事態に、クアンケの口が勝手に泣き言を漏らしていた。

「どんなっ……どんな高次方術だ……! 高次方術ってのはこう……もっと高尚なものじゃないのか……!?」

 ベチチチチチチチチ。

 恐怖の音が近づいてくる。クアンケは恐慌した。

「――ハユハ、ハユハ!」

「私の目的は私の占いの顛末を見届けることですので」

 ハユハは先ほどサザに向けた言葉を、そのままクアンケに送った。

 欠片の慈悲もない返答に、思わず言葉汚く毒づいた瞬間――

 サザの指先が、クアンケの服にかかった。

「ぐあっ!」

 転倒するクアンケ。うつぶせに倒れ、立ち上がろうとする彼の両脚の上に、サザは超然とした表情で腰を下ろす。抵抗する。無理だ。起き上がれない。クアンケの重心は今、完全に手玉に取られていた。

 サザはむんずと両手をクアンケの履物にかけると、下着ごと容赦なく引き裂いた。

 クアンケは悲痛な声をあげた。

「やめろ……!」

「いやだ」

 サザの手によって、クアンケの臀部が天へと持ち上げられる。窮地から逃れようというクアンケ渾身の努力は、圧倒的なサザの膂力の前に徒労と化していた。

 サザは。

 赤い瞳と白い髪と麗しいウサ耳の少女は。

 男の臀部に黄金の煌きを突きつけ、氷よりもなお冷たい目で言った。


「孕め」


 晴れやかなマミモミマエの空に。

 太い釘を打つような音がひとつ、響いた。

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[良い点] 勢いで笑いました。 精神的BL特有の一転攻勢を見せる主人公。 [一言] 後日談も欲しいです。 主人公も孕め。
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