表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
影の盗賊(シャドウ・シーフ)  作者: A-LIGHT(I lie)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
567/576

第425話 「地下保管庫」

地下三階。


---


 重厚な防爆扉が、


---


 ゆっくりと閉じ始める。


---


# ◆クロ


---


◆叫ぶ


『あと三十秒で完全閉鎖!』


---


# ◆警部


---


「急げ!」


---


---


 警察と怪盗たちが、


---


 一直線に地下保管庫へ向かう。


---


# ◆地下保管庫


---


 巨大な鋼鉄製の扉。


---


---


 その前には、


---


 黒いフードの男が立っていた。


---


# ◆黒い怪盗


---


◆笑う


「遅かったな。」


---


---


 男の背後では、


---


 数人の仲間が大型ケースを運び出している。


---


# ◆レイン


---


「証拠品だ!」


---


# ◆アルト


---


 足を止めない。


---


---


◆一言


「行かせるな。」


---


# ◆クラウンブレイク


---


 男が指を鳴らす。


---


---


 床から無数の金属ワイヤーが飛び出し、


---


 通路全体を覆う。


---


# ◆黄昏


---


◆解析


『炭素繊維ワイヤー。』


---


---


◆続き


『触れれば高電圧が流れます。』


---


# ◆警察


---


「突破できない!」


---


# ◆アルト


---


 ワイヤーを見つめる。


---


---


◆小さく


「なら。」


---


---


 腰からカードを一枚取り出す。


---


---


 軽く指で弾いた。


---


# ◆カード


---


 カードは回転しながら飛び、


---


 ワイヤーの固定装置へ命中する。


---


---


 火花。


---


---


 一本。


---


 二本。


---


 三本。


---


 張り巡らされていたワイヤーが、


---


 次々と弛んでいく。


---


# ◆レイン


---


「今だ!」


---


---


 一同が一気に駆け抜ける。


---


# ◆黒い怪盗


---


 舌打ちする。


---


---


◆小さく


「ちっ……。」


---


# ◆アルト


---


 男の目前まで迫る。


---


---


◆静かに


「終わりだ。」


---


# ◆黒い怪盗


---


 不敵に笑う。


---


---


◆一言


「そう思うか?」


---


# ◆突然


---


 大型ケースの一つが開く。


---


---


 中から現れたのは、


---


 大量の書類ではなかった。


---


# ◆クロ


---


『えっ!?』


---


# ◆セラ


---


『何あれ!?』


---


# ◆ケース


---


 収められていたのは、


---


 一つの黒い金庫。


---


---


 表面には、


---


 見覚えのある紋章。


---


---


 黒い月。


---


---


 そして、


---


 銀色の鍵。


---


# ◆ノワール


---


 表情が凍りつく。


---


---


◆小さく


「……まさか。」


---


# ◆アルト


---


「知ってるのか?」


---


# ◆ノワール


---


 静かに頷く。


---


---


◆低く


「これは証拠品ではありません。」


---


---


◆続き


「私たちの世界で――」


---


---


◆一言


「決して開けてはならない金庫です。」


---


# ◆カイザー


---


 初めて笑みが消える。


---


---


◆静かに


「やはり、ここにあったか。」


---


# ◆アルト


---


「中身は?」


---


# ◆ノワール


---


 短く答える。


---


---


◆一言


「予告状です。」


---


# ◆全員


---


「……予告状?」


---


# ◆ノワール


---


◆続き


「ただの予告状ではありません。」


---


---


◆小さく


「世界を終わらせるために書かれた、最初の一枚です。」


---


# ◆ラスト


---


 怪盗たちが追っていたのは、


---


 宝でも、


---


 証拠でもなかった。


---


---


 一枚の予告状。


---


---


 その封印が、


---


 静かに解かれようとしていた。


---


――続く。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ