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影の盗賊(シャドウ・シーフ)  作者: A-LIGHT(I lie)


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第280話「未公開のルール」

空白が、広がる。


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 色のない世界。


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 音も、重力も、曖昧。


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◆アルト


「……なんだここ」


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◆ファントム


「“書かれていない領域”」


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◆無終


「……何でもあり、ってことか」


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◆否定


「いや――」


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# ◆編集者


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「何も“許されていない”状態だ」


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◆一歩


 静かに前へ出る。


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# ◆ルール提示


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「ここには、“物語の前提”が存在しない」


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◆説明


「だから――」


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◆断言


「お前たちの力も、成立しない」


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# ◆発動


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 その瞬間。


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◆異変


 アルトの手が、


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 何も掴めない。


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◆ファントム


「……記録できない」


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◆無終


「……拒否する対象がない」


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# ◆完全無効


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 盗めない。


 記録できない。


 拒めない。


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◆アルト


「またかよ……」


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# ◆編集者の能力


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◆編集者


「私は“整える”」


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◆続き


「過剰な要素を削ぎ落とし」


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◆核心


「必要な形にする」


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# ◆現象


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 アルトたちの周囲から、


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 “余分な情報”が削られる。


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 速度。


 力。


 概念。


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◆弱体化


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◆アルト


「……身体が重い」


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◆ファントム


「余計な“補正”を消されてる」


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◆無終


「……シンプルにされてる」


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# ◆戦闘開始


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◆アルト


「なら――」


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 一歩踏み出す。


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◆だが


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 その動きが、


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 途中で“削除”される。


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◆アルト


「っ!?」


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◆編集者


「無駄な動きだ」


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◆断定


「必要ない」


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# ◆圧倒


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 攻撃が成立しない。


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 行動が削られる。


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◆ファントム


「……完全に“最適化”されてる」


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◆無終


「……無駄を許さない世界か」


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# ◆突破口


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◆アルト


「……ならよ」


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◆思考


「“無駄じゃない動き”ならどうだ?」


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◆ファントム


「……どういうこと?」


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# ◆発想


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◆アルト


「ここ、“物語がない”んだろ?」


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◆編集者


「そうだ」


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◆アルト


「なら――」


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◆核心


「“意味を持たせればいい”」


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# ◆行動


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 アルトが、


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 ゆっくりと歩く。


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 ただの一歩。


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◆だが


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 止められない。


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◆編集者


「……?」


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# ◆理由


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◆アルト


「これは“進むための一歩”だ」


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◆定義


「意味がある」


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# ◆成立


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 行動が削除されない。


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◆ファントム


「……そうか」


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◆理解


「“意図”がある行動は消せない」


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# ◆無終


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「……なら」


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◆宣言


「俺も動ける」


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# ◆三人の再起動


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 それぞれが、


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 “意味を持った行動”を取る。


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 無駄ではない動き。


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 必要な選択。


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◆結果


 削除が効かなくなる。


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# ◆編集者の動揺


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「……不完全だ」


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◆否定


「それは、まだ粗い」


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# ◆アルト


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「いいんだよ」


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◆笑う


「綺麗じゃなくて」


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# ◆核心


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「無駄があるから、面白いんだろ」


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# ◆衝突


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 アルトが踏み込む。


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 今度は、


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 止まらない。


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◆一撃


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 拳が、


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 編集者へ届く――


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# ◆停止


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 直前で止まる。


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◆編集者


「……惜しい」


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◆一言


「だが、それも“削れる”」


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 “意味を持つ行動”すら削る、


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 さらなる最適化。


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 編集者の本領が、


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 ここから始まる。


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◆ラスト


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 空白が、


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 形を持ち始める。


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 それは――


---


 “書き直された戦場”。


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 完全に整えられた、


---


 戦うための舞台。


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---


――続く。


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