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影の盗賊(シャドウ・シーフ)  作者: A-LIGHT(I lie)


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第277話「書き手の条件」

空が、静かに歪む。


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 消されたはずの空間。


 削除されたはずの存在。


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 そこに、


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 “違和感”が残っている。


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◆アルト


「……完全には消えてないな」


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◆ファントム


「ええ」


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 一歩、前に出る。


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「“痕跡”がある」


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# ◆発見


---


 何もない空間。


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 だがそこに、


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 “薄く残る線”のようなもの。


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◆ファントム


「これ……」


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◆核心


「“書かれる前の状態”」


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◆無終


「……つまり?」


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◆答え


「まだ“確定してない”」


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# ◆アルト


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 ニヤッと笑う。


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「なら――」


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◆宣言


「割り込めるな」


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# ◆試行


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 アルトが手を伸ばす。


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◆接触


 何もないはずの空間に、


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 触れる。


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◆感覚


 情報ではない。


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 記憶でもない。


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 “可能性”。


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◆アルト


「……これか」


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# ◆理解


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 書かれる前。


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 決まる前。


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 すべての物語は、


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 この状態を通る。


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# ◆ファントム


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「……やれる」


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◆確信


「ここに“記録”を差し込めば」


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◆無終


「……終わりも拒否できる」


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# ◆三人の到達


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 終わりではない。


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 その前。


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◆新領域


 “始まりの直前”。


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# ◆創造存在の反応


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『……干渉検知』


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 初めて、


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 明確な警戒が走る。


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◆否定


『許可されていない』


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# ◆アルト


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「知るかよ」


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◆一歩


 踏み出す。


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◆宣言


「勝手にやる」


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# ◆書き換え開始


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 アルトが、


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 その“未確定領域”に触れる。


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◆ファントム


「アルト、イメージを!」


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◆無終


「崩すな、整えろ!」


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# ◆創造


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◆アルト


 目を閉じる。


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◆思考


 消された街。


 消えた人々。


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 “戻る姿”。


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◆描写


「……こうだろ」


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# ◆発生


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 空間に、


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 線が引かれる。


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 点が生まれ、


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 形になる。


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◆再構築


 消えていた建物が、


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 ゆっくりと戻る。


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◆ファントム


「……成功してる!」


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# ◆創造存在


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『……不正』


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◆怒り


『権限外干渉』


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# ◆攻撃


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 巨大な“削除”が降りてくる。


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◆だが


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◆無終


「……させない」


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◆拒絶


 削除を、


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 未確定へ戻す。


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◆ファントム


「続けて!」


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# ◆加速


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 アルトが、


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 次々と“始まり”を書き込む。


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 街が戻る。


 人が戻る。


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◆世界


 再び、


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 形を取り戻していく。


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# ◆創造存在の動揺


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『……理解不能……』


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◆核心


『なぜ成立する……』


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# ◆答え


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◆アルト


 笑う。


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「簡単だ」


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◆宣言


「俺たちは“読者”じゃねえ」


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◆続き


「“参加者”だ」


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# ◆意味


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 物語は、


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 見るだけのものじゃない。


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 関わるもの。


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 変えるもの。


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 ついに、


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 三人は“創造領域”へ到達した。


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 だが――


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◆ラスト


 創造存在の奥。


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 さらに巨大な“何か”が、


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 ゆっくりと目を開く。


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◆気配


 それは、


---


 今までのすべてを超える存在。


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◆一言


『……観測、創造、管理……』


---


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『すべて統合する』


---


---


 最終存在、覚醒。


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---


――続く。


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