お金持ちが、お金持ちを批判いたしましても、一般の庶民の方はどうでしょうかねえ。
「(§ゴ^。^ウ§)<あけましておめでとうございますう」
ことしもヴァーチャルコンポーザーピアニストゴウモエラーをよろしくお願いいたします。本日の語り部はわたくしゴウモエラーでございます。
女性なのに「ラー」なのは気にしないでください。理由があってこの語尾ですう。
えーっと、今日はですね、お金持ち同士の戦いぎゃおおん、ってのが話題でして。
「女子学院、雙葉、大妻」が建築反対の要望書を提出。日テレは150メートルの高さのビルで景観破壊だぐぎぎぎぃってやつで。
わたくしも、いいにくいのですが、ヰ・セカイのとあるお嬢様ガッコをなんとか卒業して音楽院に進めました。
「あたまのよわいこ」と書類の手続きで(「"(/^ω^)/"<にゃーん!にゃーん!」)誤って(「(*^◯^*,)<にゃーん!にゃーん!」)役所に記されてしまい、「なんとかこの子を」と親が手塩にかけてお嬢様ガッコにたどり着きました。
やはり、これはお金の問題であることは百も承知でございます。腐女子をやめ、ちゃんとオペラの総譜視奏程度のことなら出来て、コレペティトゥアもできて、そこまでしても、なんの自慢にもならない。出来て当たり前。それがお嬢様ガッコの卒業生の義務でございました。
ヰ・セカイはこんなとこだけはしっかりしてます。種が複雑に入り乱れており、ガチンコの勝負を厭わない方が大勢いらっしゃるからでしょうか。
ところがですね。
日本はちょっと違うことになっているようです。
日本テレビが土地を買収して、景観を破壊する建物を建てているのだあ、女子学院、雙葉、大妻は名門なのだからはいりょせよぐぎぎぎぎぃって。「守る会」があるとかで。
この「我儘な」要望書に対してですね、せみころーんさんは無視、ころーんさんは「(゜~゜:)<あっそ」でしたのん。
すらあっーしゅさんは「彡/(^)(^)<報いかな?」とひっどぉぉぉいお言葉を一言だけ。これはひどいですね。いくらすらあっーしゅさんが私学に通えなかったからってちょっとあんまりですね。
どうしてすらあっーしゅさんがこんな事を言ったのか。それは実はこんな背景があったのです。
2021年ヴィオッティ国際音楽コンクールの入賞者の一人に桐蔭の方がひとりいらっしゃったそうです。
もちろん、みんなYoutubeをつけるのですが。そうしましたらですねえ。
あの、かーんまくんが「(*^◯^*,)<みてみてみてみてみてみてみてー」と勢いよく、まるで鬼の首を取ったかのように喚き散らしたのです。
かーんまくんと女子は、ちょっと隔たりがあるようです。
いっつもかーんまくんは悪友と一緒になって「片手で作曲!君も今日から作曲家!」を使い倒すようなお子さんですのん。
そのかーんまくんはYoutubeをつけて、これなーんだって。
そうしたら、もちろんかーんまくんの悪友は一斉に「わー!」「これは!」「まずい!」「おいそれ消せよ!」と大騒ぎに。かーんまくんと隔たりのある女子まで「いつもかーんまの言い分はむかつくけど、これはかーんまのいうとおりだ」「んー」「えーっ」って。
なにかといいますとね。
その「桐蔭の方」のチャンネルの内容をみて、ドンビキしてしまったのです。
そのチャンネルの内容は言いません。わたくしはお嬢様ガッコの出身なので、言わないことは言わないんですのんの。
「(๑^◡^๑ …)<」
「(∅)<」
だめですよ。
各自でご検索ください。
このチャンネルを見たときに、もちろん殆どのヰ・セカイの民が凍りついたのは間違いありません。
わたくしは、「これは・・・んーニッポンの公立高校出身の方かしらん、コウリツのガッコなら」と言いましたところ、「(&・_ゝ・&)<…・・・ちがうんです・・・…」とアムパサンドさんからいただきまして、わたくしも調べました。
でー、桐蔭ですよ、と。
これがニッポンの現実なんですのん。
お嬢様学校でこれ。
このかたはシェーンベルク以降の音楽は一切お弾きにはなられないでしょう。
公立の中学校や高校がどのレヴェルにまで落ちているかは、言うまでもありませんのん。上が下れば、もうぜーんぶ下るんですの。東大が下れば、ほかも下るでしょう。全くそれと同じでござあいますのん。
このですね、「全部下る」のはなぜか、わたくしではわかりません。あの頭脳明晰なエンプティくんですらわからないと。
しああぷさんが「(#´_J`)<人類の文明が終わりに近づいたから」とか申しておりますが、これはまあ冗談でしょう。
ヰ・セカイだって、そんな自慢できる水準ではございませんが、わたくしの在籍いたしましたお嬢様ガッコでもこのような醜態ではなかったと思われます。やっていいこととわるいことがございますのん。
今やお嬢様学校の卒業生でも、Youtubeを立ち上げればあれです。それならば日本人全体はどのような文化程度なのかはお察しいただけるかと思いますう。
なぜこうなるのでしょうか。
それはお嬢様学校の卒業生には共産主義特有のノルマもありませんし、資本主義特有の成果主義もございませんからですの。自由になんでもやってもよろしいのです。
その「自由」の向きが、変わってしまうことは避けられませんの。かつて第3回仙台国際音楽コンクールのセミファイナリストがキャミソールを盗んで規約違反で失格、第14回ショパン国際ピアノコンクール優勝者は中国大陸の演奏を習近平政権によって禁止、このほかにもありますのん。
全世界的にですね、上級国民に「似非」がついてきたのであります。
このような「似非上級国民」が景観に配慮せよと申し上げたところで、そんなお言葉を誰がきくのでしょうか。いいかげんにせよ、とわたくしの在籍校の教諭は一喝されると思いますう。