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「プラセボ効果恐るべしっ!」

なんや、推薦状がいるんか。それは困るなって感じのすらあっーしゅだよー。新年あけましておめでとう。


と、いいながら、今日やるネタは年末恒例のベートーヴェンの第9にちなんだ話や。


なろうの小説よみで、ちょっと進んだ話のしたい中学生やったら、フルトヴェングラー指揮のバイロイト第9にバイエルンテープとスウェーデンテープがあるのは俺が言うまでもないと思うんよ。


そしたらやな。


EMIから以前不朽の名盤とかいうてメッチャクチャ盛り上げとったあれはなんやというと、ゲネプロやったんやと。


そこまではどこでも読める話や。そっからは違う。


ほんとにバイロイトの第9、名演だったのかというのをやな、ちょっと調べてみたいんよ。


まあほんとー、俺の子供の頃も含めて、EMIの「ライブ(じつはちごてた)」をありがたがっとったわけやろ。


これはな。「推薦状」と同じなんや。プロ二名の推薦状があると「おおっ!この人はめっちゃうまいんやなあっ!」って引っかかるアホが居る。けれども、それはお前も俺も一緒やぞと。


ちなみにフルトヴェングラー本人とバイロイト音楽祭の後援スタッフは「あれ、すべってましたね」とかあったらしいが、証拠がないし、それはわからん。


拍手の入りは非常に涼しく、客はワーキャー状態ではなかったことが伺える。フルトヴェングラー本人がやってくると「ブラヴォブラヴォ」は少し聞こえるが、全体はなんだか妙な雰囲気。


実は、これ、音量には乏しかったんよね。スウェーデンので検証してみよう。


第1楽章でも、楽譜に何もかいてないのにAdagioで始まりテンポアップで「じゃじゃーーん!」っての。


ベートーヴェン先生本人は何もそんなこといってません。


ほら、なろうの小説を書いたり読んだりするやつも、ピアノは習ったことがあるかないかやろ。


そんときに。


「(๑╹◡╹๑ …)<テンポは上げたり下げたりしちゃいけませんっ!」ってのおるやろ。


それなら、この演奏はなんなんや。


最初っからAdagioで無の深淵から始まり、急激に昇華されてじゃじゃーん!っての。


何もそんな事書いてない。


にもかかわらずや、これを「偉大なる巨匠」とかいうて60年もありがたがっとったわけなの。


しかもこの話には尾ひれがある!


EMIのゲネプロではマスタリングで強烈なFFFはMPくらいから出てくる。当時はLPなんや。LPやとPPPはとれんもんで、MPにした。


そしたらや。


「じゃじゃーん!」でそらもうすっごくでっかく出るので「うわーすっごいー!」って感じで、みーんな騙されてましたと。


実際はどうやったんや!


これはなPPPPから始めとるらしいんよね。フルトヴェングラーも晩年は耳が遠くなったのか、あんまりうるさいのはおこのみではなかったっぽいんよ。


そんで急に音量を上げて。


せいぜいFくらいやったんよ。


なんや。ホロヴィッツのテクと一緒やないかい。PをPPPPにしとくと結構落差があっておもろいよと。ただそんだけ。


バイエルンの放送テープのもやっぱ脚色しとるらしくて、やはりスウェーデンの放送テープが真実に一番近い。あの「じゃじゃーん!」の噴火したかのような表現は実はデタラメやったということ。


大体、老人にそんなでっかいFFFができるわけがないやないかと。


このEMIを波形分析して「(#´_J`)<デタラメ」と言い切ったクラシックオタクは誠に素晴らしいことをしたと思う。ファンからしたら「(。・_・。;)<よけいなことしやがって」かもしれんが、事実は一つ。


その後の第1楽章も、やっぱ老人は立ってられんのか、常時フラフラ。しっかりそれが様になってる箇所もあるけど、トゥッティで一本のメロディーになると、こわくなるのか、すぐ音量とテンポを下げるんよね。


ついひよってまうってやつで。どうしたもんだかねえ。放送局のマイクの水準が上がったもんで、PPPPの表現が面白く感じたんやろうか。


14分56秒くらいになると、やっとアレグロらしくなり音楽は走り出す。でも隙あればゆっくりゆっくりで、普通の老齢の指揮者と変わらんかったと。16分41秒のころとか、ほんともう痛々しい。


こんな痛々しい表現のオンパレードではそら「ブラヴォブラヴォ」にはならんよね。


テープの音質次第で、どんな指揮者も巨匠に早変わりというお粗末な問題やったわ。やっぱ本物を知らんとあかんのよ。


でもフルトヴェングラーはこの商法で随分と死後得したと思う。素人は表現主義で振るとすぐ引っかかりますとか、こんなん放送局でいえんやろ。でもEMIからずっるいずっるいリマスタリングをすればころっとみんないちころや。チョッロイ時代よそら。


いまはこれもうできへんやん。超一流のプロピアニストだって「あれすべってますね」やからもう不可能よ。即日コンクールライブがAmazon Musicで買える時代では神話も何もない。


表現主義ってのも、冷静に振り返ると素人釣りのテクニックの一環やったんかもしれんね。騙されなくなったもんでさっと新古典になった。たしかにそれで客は釣られなくなったかもしれんが、今度は誰が弾いても同じ音になる。こりゃまずいなってので、また違うのが始まる。そんなんばっか。


フルトヴェングラーのピークはやはり1945年で、戦争終わってから音楽やって人生損したとかそんなんばっか考えとたのかもね。


今年から「(#´_J`)<」が使えるようにICレコーダーを細工した。これは結構使えるなあ。今後もどっとつかってみよ。んじゃ(ぶつっっっっ)。

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