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パタパタの時刻表示

あんまり食いつきがないなあ。どもーせみころーんさんですー。とてとてとて。


ミルクティーだけの朝食しかないころーんさんは「(゜~゜:)<べつに」ですけど。


私はそうじゃないんですよ。


私の父親がまだ子供だったときですかね。ヰ・セカイで「日本は時刻表示にパタパタを使う」と教師から教えられたところ、馬鹿にするような笑い声があったので、調べていたのだそうです。


まだLED青発光ダイオードは発明されていませんでした。そのために、各種の私鉄は時刻表示を苦労して編み出し、名物にしていたのです。


「海がきこえる」という映画で、そのパタパタを確認することができますが、次の鉄道がやってくるまでにぱたぱたぱたぱたぱたとかいうのがあったんです。


ぱたぱたがない時代はうすーいプラスチックでできた紙状のロールがぐるーんぐるーんとまわって駅名表示だけやってたんです。


パタパタのトラブルなんて一回もない点に日本の凄まじさがあるんですよ。


大体、海外で電車とか乗ってみるといいと思いますけどね、あんなパタパタないのが当たり前なんですよ。もちろん近接表示もなし!


ほら、よくね。日本は停滞してるとかあるじゃないですか。


このパタパタとか、バスの近接表示とか、そういうのがぜーんぜんない国なら停滞してるとは言わないでしょう。


なんせそんなものにお金を全くかけないのですから。全くですよ。


ところが、日本は「パタパタ」のようなものに徹底的にお金をかけまくるのです。


こういうのは後の韓国も部分的には真似をしたようですし、北朝鮮もライトくらいの表示があるらしいんですよね。どうせ平壌付近でしょうが。


けれども、鉄道の駅を模型みたいに徹底的に愛でるのは日本だけなんですよ。


これを「無駄」と考えるのは外国人のわがままですよ。


絶対無駄じゃないです。乗ってみりゃわかるんですが、日本の鉄道はヨーロッパと遜色ないですよ。旧ソ連はわかりません。


これは社会主義でもなければ資本主義でもないんですって。


「日本型社会主義」とかpresidentがよくいいますが、ちょっと礼を欠く表現ですよ。


でですね。


LED青発光ダイオードがノーベル賞受賞者によって開発されてしまった以上、「パタパタ」のような人智の結晶のようなものが無くなる可能性が出てきたんですよね。


つまり、無駄や無理がなくなって、グローバルな単位でOKが出たものしか残らなくなってきたということです。日本はかつてはガラパゴスガラパゴスとうるさかったですが、2020年代の日本はガラパゴス化を脱する可能性が出てきました。


日本でアニメの映画を作っても国際的に受けてしまいます。40年前では考えられませんでしたが、外国人が妙に日本に媚びるようになってしまいました。


どうして媚びるようになったのでしょうか。それは、文化の担い手がヨーロッパで絶滅の危機を迎えているからです。もちろん、アメリカでもです。


まだ日本は薄給アニメーターなる人種がいますが、ヨーロッパにはもうそんなのいなくなってしまっています。いなくなったということは、それは作れないということです。


「日本アニメが受けるのはなぜか」というのは色んな人が指摘しているのですが、私は「パタパタのようなものを即日で絶やさない」からだと答えます。


こういうのは中国とか韓国だとお上が「(#´_J`)<すてよ!」と説教すると捨ててしまいます。日本ではこんな直接的な方はお上になれません。まず市議会議員当選すら無理でしょう。


普通の人、例えば赤松健ですら何度となくディスカッションを経て国会議員に挑戦するわけです。普通の人が議員になるのに、ここまでのステップを要求するのはあまり例がありません。


移行期間を世界最長にするのが、日本人の特技なんですよね。


これはブラウザ開発とかでは致命的で、なんの役にも立ちませんでした。しかし、他の分野では違います。


ヨーロッパだろうが北アメリカだろうが合理化の極致で、めんどくさいことはどんどんやらなくなってしまうんですよ。


特に東ヨーロッパはテクノが流行ると日本以上に盛り上がりました。なぜならボタンを押すだけで、ピアノを弾くよりも楽だからです。楽だからという理由だけでこうまで流行り尽くすのがヨーロッパです。


手間ひまをかけて、緻密なものを作るということは、本来職人さんのお仕事です。しかし、ヨーロッパは職人さんがいなくなりつつあります。


いなくなってしまえば、もうつくれないのですが、それに気がついている人は少なかったのです。日本は「つくれなくなってしまう」一歩手前で踏みとどまってたんです。


パタパタこそ、日本芸術だったんですよ。


アメリカ人ではこのパタパタはつくれないし、作り方を巡って銃乱射とかあり得たと思いますよ。まあまず手先が器用じゃないので、すぐ揉めるんです。


もう国際芸術しか、のこらない時代になるのはすごく寂しいですよ。


「(๑╹◡╹๑ …)<さびしくない」


でも雀卓とりあげられるとおこるでしょ。


「(๑;◡;๑ …)<」


ほらね。

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