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あれが伸びるんですか?

覚悟するでござるよ、伸びろ物干し竿!


と言うとペンギンの持っていた刀がギュインと伸びて俺に刺さりそうになる!


俺は慌てて横に飛び避ける。


しかし五メートル程に伸びた刀が、そのまま横に振り俺を追撃する!


バカな!そんなに長い刀をクイックを使った俺のスピードに合わせて振るだと?文字通り物干し竿、いや、それ以上の長さになった刀など普通はマトモに振り回す事すら出来ない


危ないのでやらないで欲しいが、実際に自分で物干し竿の先を持ってみれば分かる。


たまらず双剣を取り出してガードするも、そのまま吹き飛ばされる。


着地するも氷で滑って、そのまま海に落ちそうになったがモーモー丸が角を突き立ててブレーキを掛けてくれた為に何とか流氷の上で踏みとどまれた。


「サンキューモーモー丸」


「良い、ニーニーの為なら頑張る」


俺は頭をヨシヨシと撫でてやる。


「「くっ!」」二つの方向から悔しがる声が聞こえる。


「拙者と言うものが有りながら、その牛の子供とイチャイチャするとは…許さんでござるよ!」


とペンギン。


「フッその通りだ!私はペンギン丸を応援するぞ!」


え?なんで?ギューオンさんよお…


まあ、しかし、あの武器は厄介だな伸縮自在、おまけにそれを小刀の時と同様に軽々と扱う腕力かよ…


その後も離れた距離から伸びてくる物干し竿に邪魔されて中々に近づけない。俺の武器は双剣なので相手の懐に潜りこまなければならないのだが…


ギューオンが援護射撃してくれれば多少は違うと思うがアイツは手助けするどころかペンギンに声援を送っている、流石にペンギンを援護したりはしてないけど。


「ニーニー僕に任せる」


とモーモー丸が言ってきた。何か考えが有るのだろう。


「ああ、任せた」


その直後、物干し竿が俺へと伸びてくる俺は横に飛び避ける、そして物干しが追いかける様に斬りつけられる。


「ここ!」


と叫びモーモー丸が両角を取り外して刀代わりにして物干し竿の攻撃を受け止める、その隙に俺はペンギンへと一瞬にして距離を詰めた!


「喰らえっ!」


俺は双剣をペンギンの腹へと突き刺す!


「何のウツペンギンの術!」


と言うとドレッドヘア侍は着ぐるみを脱いで一瞬にして離脱し、モーモー丸がいる方へと移動した。


因みに着ぐるみは二重に着ていた様で、ふんどし姿ではなく、そのままペンギンの着ぐるみだ。


「邪魔あっ!」と言うと物干し竿でモーモー丸に斬りつける、モーモー丸は吹き飛ばされて海へと落とされた。


「モーモー丸!」


俺は急いで海へと飛び込もうとするが


「余所見してる暇があるでござるかっ!」


と言ってペンギンが斬りつけてくる!


俺はそれをかわすのに精一杯でモーモー丸を助けに行けない!


「任せておけ!」


と言ってギューオンが極寒の海へと迷わずに飛び込む!ショタの為なら火の中水の中と言った所か。


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