猫少女、自殺未遂
作者:「今回はライトさん大活躍ですね」
ライ:「にゃんにゃん」
作者:「すいません。自分のような若輩者にはライトさんの高度な言語は理解することができません。」
レイラは家で壊れた人形のように転がっていた。
「自分が生きる意味」という人間には到底知り得ないようなことを考え続けていた。
私はお父さんのために生きてきた。でもお父さんは死んでしまった。私の生きる意味は?私は誰かの為に生きてきた。でももう私を必要とする誰かは存在しない。私に生きる価値はある?私に生きる価値は無い。ならどうすればいいか。死ねばいい。自殺すれば、命なんて捨ててしまえば、そうすればこんなことは考えずに済むはず。
でも恐い。死ぬのは恐くない。痛いのは嫌だけど別に恐くない。何が恐いのかは解らないけどなんか恐い。
死ねばこの恐怖から解放されるのかな?
死んでしまえばこのジレンマから出ることが出来るのかな?
死んでしまえば私という人間の意味は要らなくなるのかな?
レイラはナイフを首に当てる。
「お父さん、直ぐにそっちに行きます。母さんとそっちで待ってて」
レイラはナイフに力を込める。
「にゃーー!」
ライトがドアを突き破って突入してきた。
「ライトごめんね、もう私向こうに逝くから。構ってあげられない。私の魂はアルベリクさんに届けて」
レイラがナイフに再び力をいれる。
ライトがレイラに体当たりしてナイフを弾き飛ばす。
「にゃおーんにゃんにゃんにゃごろごろごろにゃんにゃーごろにゃんにゃん」
ライトが何かを言っていてる。
生憎猫語は喋れないからわかりません。
「アルベリクさんが?彼と私は契約で結ばれただけの関係、契約が終了した今彼と私は全く関係ありません」
「キシャーッ、にゃーごろにゃーにゃんごろにゃんにゃんにゃんにゃん!」
ライトは声を荒立てて言う
が猫語は喋れないからわかりません。
「そうですよね。私なんかの魂なんてグルメなアルベリクさんが食べてくれるわけないですよね・・・」
「にゃーー!ごろにゃんにゃんにゃんごろにゃんにゃんごろごろにゃーー!」
ライトは再び声を荒立てて鳴く
が猫語はわからない。
「えっ、そんなの冗談ですよね?私なんかにそんな大役務まりません。やっぱり死んだ方がいいかな・・・」
ライトは走りナイフを食べる
「にゃっにゃっにゃっにゃむ!にゃーにゃごろにゃにゃー」
ライトは誇らしげに鳴く
が何を言ってるのかさっぱり解らない。
「あーナイフが」
「にゃーにゃんにゃん、にゃんにゃんのゃごろにゃむにゃんにゃん」
「そんなこと言われても私はもうどう生きていいのかわかりませんし、生きる意味もないだったら死んだ方が・・・」
「キシャーーー!にゃんにゃんにゃごろごろにゃむごろにゃんにゃむごろにゃん」
「私が・・・アルベリクさんを?」
「にゃにゃにゃんにゃんにむにゃん」
「私で務まるでしょうか?」
「にゃん」
「そんなに言うなら頑張ってみます。ライトさん」
「にゃーおん。にゃ?」
「ライトさんどうかしましたか?」
「レイラ!無事か!?」
アルベリクが慌てて入ってきた。
翼を消さないぐらい急いで入ってきた。
「アルベリクさん・・・」
「無事で良かった。ライトよくやってくれた。」
「アルベリクさん・・・私の生きる意味に・・・なってくれませんか?」
「ライト?お前なに言った?」
「にゃおにゃむにゃむにゃむにゃごろごろにゃんにゃーごろにゃーにゃんにゃんにゃんごろにゃんにゃーにゃん」
「ふむふむ、ライトお前随分臭いセリフを吐いたな。」
「にゃおん」
「アルベリクさん・・・の側に・・・」
「おっと待ったこの流れで行くと俺はダメ野郎まっしぐらだ」
「ダメでもいいんです。私に側に居させてください」
レイラはアルベリクに抱きつく
「にゃむにゃむ、にゃむにゃーにゃむにゃむにゃー」
ライトは満足そうに鳴いて。バカにしたように鳴く
「誰がダメ野郎だ」
「にゃんにゃむにゃむ」
「謀ったな」
「にゃん」
「猫語で周りに意味を悟られないからって何でも言っていいと思ったら大間違いだぞ。いつか復讐してやる」
「にゃーにゃん。にゃにゃにゃにゃにゃにゃ」
「馬鹿にして覚えてろよ」
アルベリクはレイラに抱きつかれたまま一晩過ごした。
「にゃーおん」




