コルカタ攻略作戦
現地の日本軍指揮官は頭を悩ませていた。
「上層部からの要望は、コルカタの工場群をできるだけ壊すな、ということだったが、そんなこと出来るのか?」
「まずは、コルカタの無血開城を迫りましょう。最も彼らが応じるとは思いませんが。」
「とりあえず、ビラを撒いて現地労働者にストライキを起こさせよう。そうすれば奴らも何か言うんじゃないか?」
「そうするか。」
翌日、ビラを積んだ一〇〇式司令部偵察機が離陸した。
このビラの効果は絶大で、コルカタの工業地帯の約80%の工場がストライキを起こした。
さらに、これに追加で夜間のコルカタ港に海軍陸戦隊がや肝上陸を実施した。英国のインド総督府は、まさかここまで攻めてくることはないと考えていたため、守備隊も少数であった。
「撃て!目標はインド総督府!突撃!!」
新型の二式小銃と、特二式内火艇を擁する海軍陸戦隊は、37mm砲で街中の簡易トーチカを吹き飛ばし、インド総督府に向かっていった。
「総督府はもう目の前だ!攻略を開始する!」
海軍陸戦隊はコルカタのインド総督府に突入した。
またほぼ同時刻、陸軍も東インド会社に突入を開始した。
戦車を擁する日本側と、少数の守備隊から構成されたイギリス軍の戦闘は圧倒的に日本側の有利であった。
最終的に英軍は総督府を攻略されたことで機能不全に陥り、各地で日本軍や自由インド軍に降伏した。
日本政府は、インドにおいては現地人の自治を認める方針をとったため、自由インド仮政府は、正式にインド政府を名乗るようになった。




