新型の暗号
1941年12月のハワイ作戦でオアフ島を陥落させたことにより、
・米軍の暗号(一部)
・日本海軍の暗号が解読されたもの
などが押収された。
これでD暗号が解読されていることが決定的となったため、日本海軍は暗号の全面更新に踏み切ることにした。
「流石にD暗号が解読されたことが証明された今、新たな暗号を制定しなければならないな。」
「ドイツのエニグマ暗号を参考にするのはどうでしょうか?あれは聞くところによるとかなり精巧らしいですよ。」
「それだとエニグマが解読された時我々も共倒れとなるぞ。」
「最新の計算機を使用すればいいのではないか?計算機を使えば暗号は作れるのではないか?しかも計算機で乱数的に出力すれば解読は困難だと思うぞ。」
「なるほど。確かに計算機で乱数的に出力すれば解読される可能性は限りなく低くなりそうだな。」
「それはいい提案だな。早速やってみよう。」
ということで海軍内では航空用暗号と航海用暗号の2つの暗号を制定した。
2つ制定したのは、
「もし万が一、片方が攻略されてしまった場合にバックアップがあったほうがいいだろう。複数あったほうが良いだろう。」
という提言があったためである。
「これでしばらくは安泰だな。」
「そうですな。それと真珠湾で押収した資料に詳細はよくわかりませんがマンハッタン計画とかいうものがありましたよ。」
「詳細がよくわからないのならば対策は後回しだな。とりあえずは今を注視すべきだ。」
「そうだな。しかし全貌を掴むためにそのマンハッタン計画とやらの解析には力を入れよう。」
「うむ、何か大事なことがわかれば教えてくれ。」
といった感じで新型の暗号が制定されたのであった。




