自動火器とインパール
陸軍と海軍陸戦隊ではこのころある問題が発生していた。
「最近、我が軍はアメリカ軍兵士の装備する半自動小銃と撃ち合った場合、連射力が足りず、撃ち負けるといったことが多発していると現場から報告があった。また、一連の戦闘で発覚したのだが歩兵の戦闘距離は約300m〜700mであることが報告されている。よって、これらのことを踏まえ、新型小銃を設計してほしい。」
「わかりました。それからなるべく簡単に作れたほうがいいですよね?」
「その通りだ。そういえばヒトラーからの贈り物の中にプレス加工機があったな。あれも使っていいぞ。」
「わかりました。とりあえず3ヶ月以内には試作品を持ってきましょう。」
そうして新型小銃の試作型が製作された。
二式試製小銃
・重量 3.5kg
・全長 940mm
・銃身長 420mm
・弾薬 7.7×44mm弾
・セミオートマチック/オートマチック
・弾倉 外装は竹製、15発入り
・連射速度 250rpm
・最大射程 800m
・初速 840m/s
そうして、試験が行われた。
「この銃は、近距離と中距離での命中率は自動小銃にしては高いな。素晴らしい。とりあえずまずはマレーの部隊に試験配備しよう。」
そうして、マレーの部隊にこの二式試製小銃は行き渡った。
1942年6月、ついにインパール作戦が開始された。森の間をまず工兵が先行し道を整備していった。
その後、二式試製小銃を背負った自転車兵がその道を駆け抜け、インパールに向かっていった。
一方インパール守備隊の英軍陣地では...
「おい、トミー。なんか最近日本軍を見ないな。そうだな。奴らはどうしているんだろうな。」
「尻尾を巻いて逃げたんじゃないか?そもそもなんで奴らはまだボルトアクションを使っているんだろうな。我々のエンフィールドのほうがよっぽど有利だぞ。心配するなってジェニー、」
「まあ、ここまでくることはないだr…」
タタタッ
「お、おいジェニー、大丈夫か?」
「てっ敵襲だ!」
タタタタタタタタタタッ
「なんだこいつら!全員が機関銃を持っているのか!?撤退だ!撤退ー!」
このようなことが各地で起こっていた。
英軍司令部にて
「日本軍の歩兵が全員機関銃を持ってる?そんなはずないだろう。」
「しかし、最近の報告では、かなりここインパールの近くまで前進しているようです。さらに現場の将兵は竹製の使い捨てマガジンを拾っているようですよ。」
「そうか…でh」
ドーン!
「なっなんだ!」
「ついに日本軍が攻めてきました。しかし路地には奴らは絶対倒せないクルセイダー巡航戦車やM3中戦車をならべたから大丈夫でしょう。」
しかし、工兵が自転車のために作った道はその後整備され、戦車くらいは通れるようになっていた。
そのころ、イギリス戦車兵は白目をむいていた。
そう、出てきた戦車が想像とは違ったのだ。
「おい、あれ、幻覚だよな…」
「そうだよな、日本がIV号H型持ってるわけ…ないもんな…」
ドーン!
「ひっ。にっ逃げろー!」
こうしてインパールでは敗走が相次ぎ、ついに7月、司令部は降伏した。
この戦闘で日本軍は
チハ、ハ号、チハ改、M3(鹵獲、軽戦車)、IV号H型を使用していた。
また、二式小銃は正式採用された。




