魔王
お久しぶりです。最近進路などのサムシングが忙しくなかなか更新できなくなっております。
爆音が響き、僕達は外に飛び出した。見ると、さっきまでいた城の上の部分が綺麗に吹き飛んでいた。吹き飛んだ破片は周囲の民家に落ち家は崩れている。
そしてそこからここに向けて何かが飛んでくる。それは黒いコウモリのような翼をもった、黒髪の平凡そうな顔のただの人間の男だった。だがその体から感じる鬼気迫る雰囲気は只者ではないことを悟らせていた。
「……あ」
こいつが、魔王。体の半分近くが凍っているがどうにか生きている。口から白い息を吐きながらこちらを射殺さんばかりに睨み付けてくる。
「貴様らが、勇者か」
今奴の頭には王冠がない。SCP-1561は恐らくあの爆発の時に落としたのだろう。
「……そうだ。魔王、僕は君を倒しに来た」
鳳凰院が答え、いつの間にか手に剣を構えている。あれがあいつのスキルで呼び出された聖剣なのだろう。それは僕が強化する前のリーゼロッテさんの聖剣より強い輝きを放っていた。
「まぁ、良く来た。と言いたいところだが勇者がまさかあのような卑怯な手を使われるとはおもわなんだ。此度の勇者は随分と腰抜けに見える」
はぁ、と氷の粒を撒き散らしながら嘆息する。
「まぁいい。我が城と臣民を殺した罪、ここで贖え。」
魔王は手に黒炎を纏わせ、放ってきた。
魔王との戦いが、始まる。




