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《色欲》フェリアVSオタクブラザーズ

 ズガガガガガッ!


 「ははははははは!面白い、面白いぞ人間!その無数の剣や槍!その一振り一振りが必殺の威力を持っているではないか!先の《勇者》などより余程良い!」


 佐藤の《金庫番セーフウォッチャー》で射出される刀剣を余裕綽々と高笑いしながら避けるフェリア。余波で一撃で何十体という魔族が死に絶える。


 フェリアが着地したとき突然地面がボスン、と音をたてて爆発した。隙を見て設置していた明見が投げたクナイが爆発したのだ。


 「くくく!そっちの者が持っている小さいの、貴様の魔力で練り上げているのか!だからこのような小細工を可能としているようだな。だが、そんなものが通用するとでも?」


 また二人の猛攻が始まる。


 「はっ!黙れよ間男!チキってこっち来れてねぇじゃねぇか!それともそこの寝取った女子でも使うかぁ!?」

 「全くでござる。女子(おなご)とは愛でるもの。その女子が恋愛をしているのなら微笑ましく祝福し、見守るのが世の常。あまつさえそれを引き裂くとは何事か!ゆ゛る゛さ゛ん゛!そのような寝取り趣味キチガイ魔族は疾く!死ねぇい!」


 何だ彼ら殺意100パーセントじゃないか。二人の浅い挑発にハン、と鼻で笑い返す。


 「寝取り?寝取った?貴様らは何を言っているのだ?私は真実の愛を彼女達に教えて上げたに過ぎない。そう!私と言う至高の存在との愛を!」


 後ろに控えさせていた女の子達のもとに降り立ち女の子達を腕に抱き、胸を揉む。女の子たちは恍惚とした表情で頬を上気させている。


 「「はぁーー!ぶっ殺!」」


 佐藤の《金庫番セーフウォッチャー》の数が増え、さらに大量の刀剣が出現する。明見はさっきまでとは違い佐藤と同じように周囲に大量の武器を造り出す。その作り出された刀剣はどんどん《金庫番セーフウォッチャー》に吸い込まれる。吸い込まれるそばから明見は新たな武器を造り出す。


 「弾薬補給オッケー‼ぶっ潰すでござるよぉぉぉぉぉぉ!!」

 「これ弾薬じゃねーけどなぁ!了解!刻印魔術《爆発エクスプロード》、《聖光セイント》!『人造聖剣爆弾』!死にさらせぇぇぇぇぇ!!」


 剣、槍が360度全方位を取り囲むように射出される。周囲の女の子達もそこに含まれている。


 「ふん、見たところさっきとは違うただの鋳造剣ではないか。こんなもので私が倒せるはずもないだろう?ーーーッ!?」


 それらはフェリア達に直接向かわなかった。それらは必ずフェリアの近くに飛び、地面に突き刺さる。

 それらが地面に突き刺さった瞬間、フェリア達の姿が真っ白な光に包まれる。


 「ギャァァァアァ!!」


 物凄い叫び声が響く。光が収まると3人の中で一人だけ焼け爛れた体をしているフェリアがそこにいた。もう周囲の魔族はほとんど溶けている。女の子達は「フェリア様!?」「今回復を!」と口々に叫びフェリアの治療をし始めた。


 「ぐっ……キサマァ!何だそれは!?さっきの物とは全く違うな!?」

 「奥の手の構造教えるやつが居るかバァーカ」


 苦し気に治療を受けるフェリアの問いに嘲るように返す佐藤。周囲の女の子達に構うことなく刀剣を射出し始めた。


 「ぐう……糞!退け!邪魔だ!」


 フェリアは口汚く騒ぎ女の子達を弾き飛ばす。必死に刀剣を避けるが避けた時武具とフェリアの距離が最短距離になった途端に武具が白い光を抱いて爆発する。


 「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!?」

 「ははははははは!バァーカ!」


 これもうどっちが悪役かわかんないな。

 


《刻印魔術》

アイテムに魔力の《印》をつけることにより様々な効果を与える。


《人造聖剣爆弾》

明見が作成した武具を構成する魔力を爆発に変換し、それに聖属性を付与したもの。爆発タイミングは佐藤の任意とどこかに接触したときに設定されている。

 魔族などの邪なる者のに大ダメージを与え、人にはくっそ眩しいだけという早い話『対魔族用閃光弾』である。

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お読みいただき有難うございます!
ストーカーの転生憚~前世では守れなかった貴女を、今度こそ~
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