表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/78

謎の森で

遅れました……すいません

 そよそよと、風が僕の頬を撫でる。

 

 「ん……っ」


 僕は落下した衝撃と()()()()SCP-120の転移によるショックからの気絶から立ち直る。

 

 「く……そ……」


 悪態を吐きながら僕は立ち上がる。周囲を確認するが、見晴らしの良くない森の中だ。SCP-120はこの世界ではどこを設定してるんだろう?


 「それより……」


 どういうことだ?何故、『ジャック・ブライト博士』がこの世界にいる?


 ジャック・ブライト。彼はSCP財団に所属する博士の一人だ。そして、彼自身がSCPでもある。


 SCP-963《不死の首飾り》。それが彼であり、彼の本体だ。彼は自身を装着した存在を乗っ取り、意のままに動かせる。


 恐らくSCP-120を召喚したのはあの()。あの体が僕と同じ『SCP-■■■■-AW』かそれに類似するjobを持っていたのだろう。黒髪黒目であることから僕たちのような転移者か、転生者だ。この世界の人たちは黒目で黒目の人は見たことがない。勇者召喚で日本人が呼び出される世界だ。そんなのがいてもおかしくない。


 「SCP-429《時計式瞬間移動》……ダメか……SCP-249《どこだかドア》……はいけるんだ」


 僕の目の前には一つのドアがでた。SCP-249だ。開けてみるがその先もただ森があるだけ……つまり、どこにも繋がっていない。SCP-429は召喚できなくなっていた。財団に何らかの方法で邪魔されているか、ブライト博士がやってくれたのだろう。


 森のど真ん中。それも人がろくにいない場所にいることは確かなようだ。


 「はぁ……SCP-249《収容》」


 SCP-249を《収容》し、再度周囲を観察する。


 周囲は森だ。日の光が葉で遮られてかなり暗い。荷物は……剣と、あまり物の入っていないバッグ。魔石はナルメアちゃんに渡してあった。

 

 「SCP-109《無限水筒》……あとSCP-458《はてしないピザボックス》」


 食料と水、召喚できなくなってしまう前に召喚しておく。


 「とにかく歩こう」


 このままここでじっとしていても何も変わらないだろう。それにブライト博士の「退場してもらう」と言っていたのに僕がまだ生きている意味がわからない。


 原因を探るためにも、僕は森を歩き始めた。

SCP-963《不死の首飾り》

オブジェクトクラス Safe

大きなルビーを真ん中に嵌め込んだアクセサリーのSCP。

これを手に持つ、装着する等をしたときそれをした存在の人格を消去し、ジャック・ブライトの精神を上書きする。

O5によってレプリカが作られたようだが……?


http://ja.scp-wiki.net/scp-963


4月27日 SCP-109の誤字修正。混乱させた方、申し訳ありません

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お読みいただき有難うございます!
ストーカーの転生憚~前世では守れなかった貴女を、今度こそ~
連載中です!
気に入ってくれた方は『ブックマーク』『評価』『感想』をいただけると嬉しいです
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ