第17話 議員会館の灯は国民の希望の光だ
個人の信念や行動が見えざるパワーで人と社会を動かす?
彼らの言葉は、オレの心を深く打つ。
オレがビル設備関係の資格をいくつも取得したが、
細々と生きながらも思案にふけっていた。
それは、自分にできること、すなわち、小さな善行と心の平静を、
求めていたからかもしれない。
オレの小さな努力が、いつか社会の小さな一角を照らす
光となることを信じて。
健二がいう。
「社会システムは複雑適応系であり、
個人の行動が全体に与える影響は非線形だね。
でも、集合意識の波動が社会全体に影響を与えることはあるよ。
例えば、多数の人々が公正な社会を強く意識し、
それに基づいて行動することで、社会システムそのものが変化します」
IT社会における発信の場の効果、が生まれる可能性はゼロではない。
個人の信念や行動が、目に見えない形で社会を動かす。
議員会館の深夜の灯は希望の光であり、
国民の個人の無力感を打ち消してくれるのか?。
オレのようなホームレスに近いアウトローでも、オレ自身の内なる波動を変え、
それを発信し続けることで、社会に微細な影響を与えられるのか?
いまオレはKindle本を出版し、ブログやSNSで発信を続けている。
それは、この「IT社会における発信の場の効果」を信じているからだ。
これを受けて、スピ女が、感性豊かな声で語りかけた。
「そうよ。清さん自身の波動が社会という、
大きなフィールドに影響を与えるの。
不満や批判の波動ではなく、愛と調和の波動を発することだわ。
そのことで、清さん自身も周りの人々も、社会全体も、
よりポジティブな方向へと導かれるわ。
それが、社会における個人の幸福の役割よ。
清さんは、清さんの波動で、世界を変えることができるのよね」
人間は気を放射しその波動で、自分と社会・世界を変えていく?




