第11話 東京駅の変化と未来
商船高校の中退、司法試験への挑戦、40で医大に入学も、全科目単位取り消し落第制度の設置基準・単位制違反論争で学長と大ケンカして本人訴訟した後、放校命令の涙!
神田明神を後にし、次の目的地、東京駅へ戻った。
丸の内側の堂々たる赤レンガ駅舎は、いつ見ても荘厳だ。
ここは、日本全国へと鉄道網が広がる、まさに日本の中心地だ。
変化と旅立ちの象徴とも言える場所だ。
プラットホームからは絶えず列車が発着し、
人々はそれぞれの目的地へと吸い込まれていく。
オレの人生は、常に変化の連続だった。
貧しい家庭、親との早すぎる別れ、中卒から大検へ、
商船高校の中退、司法試験への挑戦、そして40で大検合格し医大に入学も、学長と大ケンカして
本人訴訟した後、医大からの放校命令。
計画通りに進んだことなど、ほとんどない。
その度に、オレは「なぜこうなったんだ」と、
未来への不安と過去への後悔で心を蝕んできた。
どっかに旅にいき心を洗濯したいよ。
健二:「東京駅って、なんかワクワクするよね!
色んな電車が来て、色んな人が旅立っていく。
まさに変化の場所って感じ。
でも、変化って怖い時もあるよね。
新しい環境とか、新しい仕事とか、学業での大きな壁とか」
彼の素朴な問いかけは、多くの人が抱える「変化への不安」を代弁していた。
人間も生物だから、適者生存のルールがあるのだ。
オレも、転職を25以上繰り返す中で、新しい環境への適応に苦しみ、
自信を失ったことが何度もある。
特に、医大を放校になった後の数年間は、
自分の人生が完全に止まってしまったような感覚だった。




